深夜、大阪駅に到着。ふたたび大きな箱を持ってあるきだす。
ころばないように慎重にホームに下りる。でもつまづいた。
誰もいないホームで箱を持っていると明け方に見る悪い夢のようだ。夢判断されたらぜったいに不安があるといわれそう。
どうすればいい?
誰もいない駅の階段を降りる。足がふるえるが転ばないように気をつけて。ころんでこのZくんのあたまをつぶしてしまうと元も子もない。
そーっと、そーっと。
改札を出て深夜の大阪の街に。箱を抱えて旅をする物語、というのがあったとしたら、この箱は何かのメタファーなんだろう。なんだ?何のメタファーだ?人をねたむ心か。
大阪到着。
そして翌朝、BBフェスタの会場に。箱を開ける。ここで箱の中身が入れ替わっていたら面白いのだが、なかにはZくんがはいっていた。
宅急便の人じゃないよ
そして翌朝、BBフェスタの会場に。メタリックを基調にしたデザインの会場で手触り感あふれるダンボールがノラ猫っぽい。
Zを書き入れた Zくん くじ。
宅配便を使え
モテてるZくん
大きな箱を大阪まで運んでみてわかったのは、宅配便って便利だ、ということだ。こんな大変な作業を千円ちょっとでやってくれるなんて。
あと、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回の特集はすべて魚眼レンズで撮影しています。箱を運ぶというシュールさを演出したかった、というのが1割ぐらいで、のこりは「使ってみたかったから」です。