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特集


ロマンの木曜日
 
エスカレーター、右側に立つのか左側に立つのか
東京は左側に立つ

エスカレーターに乗る時、大阪では右側に立ち東京では左側に立つ。それぞれ右か左、どちらかを空けて急ぐ人を優先させる訳だが、大阪〜東京間の各都市ではどうなのか? どこまでが右側で、どこからが左側なのか? 右側から左側に変わるポイントはどこなのか? そのポイントではやっぱりみんなが真ん中に立つのか?
そんな右側から左側へのグラデーションを確かめる為、東海道新幹線の各駅で徹底的に調べてきた。全17駅、所要時間10時間にもわたったフィールド調査の様子をどうぞ。

(text by 住正徳



写真1:新大阪駅のエスカレーター。右側に立つ人々
新大阪駅のホーム
出待ちをする若手漫才コンビの様だが車内販売員
朝早いのに混んでいた

新大阪駅朝7時。調査スタート

東海道新幹線の各駅で下車。それぞれの駅でエスカレーターを撮影するにあたり、事前に旅のスケジュールを組み立てた。

7:06  新大阪発  ひかり302号
8:03  京都発  ひかり262号
9:05  米原発  こだま400号
9:45  岐阜羽島発  ひかり304号
10:01  名古屋発  こだま454号
10:46  三河安城発  こだま404号
11:06  豊橋発  こだま404号
11:52  浜松発  こだま456号
12:40  掛川発  こだま408号
13:22  静岡発  こだま458号
13:41  新富士発  こだま458号
14:26  三島発  こだま410号
15:05  熱海発  こだま463号
15:16  小田原発  こだま462号
16:04  新横浜発  こだま414号
16:23  品川発  のぞみ14号
16:35  東京着  

午前7時6分に新大阪を出発し、東京に到着するのが16時35分。1時間に1本しか来ないバスの時刻表みたいになっているが、これはすべて新幹線だ。
駅と駅の間隔が大体15分ほどなので、それ以外はホームで次の電車を待っている時間となる。15分乗って30分待つ。それを10時間ほど繰り返して東京を目指す事になる。


7/3に行われ、大盛況のうちに終わったBBフェスタの翌日、僕は午前7時前に新大阪の駅にいた。

早速、ホームへと向かうエスカレーターに乗ると、ほとんどの人が右側に立っている(写真1)。左側にも2名いるが、歩いて登ると2人とも右側に避けて僕を通してくれた。

そもそも右側と左側、大阪と東京でどうして違うのか?
一説によるとその原因は武家社会の頃までさかのぼるという。武士が右側を歩くと刀の鞘が当ってけんかになってしまうので日本では長い間左側通行だったが、昭和24年に道路交通法が改正され、人は右側、車は左側に変更された。
つまり、古い慣習を今に残しているのが関西で、関東は新しい習慣に従っている、という事になる。(参考資料「関東と関西こんなに違う辞典」日本博学倶楽部著、PHP文庫刊)

他にも諸説あるらしいが、今回の企画ではそれぞれの都市でどちら側に立っているのか?その現象だけを追いかけるつもりで、7時6分発のひかり302号に乗り込んだ。


 

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