デイリーポータルZロゴ
このサイトについて

特集


フェティッシュの月曜日
 
名古屋コネタ対決・後編
コネタ信号

昨日に続いて、名古屋でのコネタハンティングのようすを振り返ります。
すでになにがコネタでなにがコネタでないのかわからなくなっていますが、炎天下の街をコネタ求めてさまよって得た情報をお楽しみください。
きっとエキサイトチームはすごいコネタをゲットしているに違いない、焦る気持ちが早足にさせますが汗でズボンがくっついちゃってうまく歩けませんでした。

さあ、コネタの神さまはデイリーポータルZにほほえんだのか。というか、そんな神さまはいたのか。

(text by 古賀 及子,林 雄司

>> エキサイト bit の特別ページはこちら


林:きのうの続きの名古屋コネタ対決ですが、昨日見てない人はとりあえずこちらを見てください。
古賀:今日もよろしくお願いします。大島いかがでしたか(林は月曜午後から火曜朝まで大島に取材に行っていた)。
林:大島は、大きいだけじゃないな、と思いました。また住さんとホモ旅行ですが。
古賀:……。木曜日の特集が楽しみです。
林:さて、名古屋のコネタハンティング、僕の一発目のコネタはこれです。



名古屋コネタ11
 


よその街に行って電車に乗ると、とにかく細かいところばかり気になるもの。いつもの電車との些細な違いが旅に出ていることを教えてくれます。(林 雄司)



3番目の方法がかわいい。
キヨスクがでかい。宝くじまで売ってる。
中古CDまで売っている充実さ。

手を振れ

お客さんがホームから落ちた場合は、緊急停止ボタン!緊急電話!そして

大きく手を振る。

急に牧歌的な方法になる。この方法がアリだとしたら緊急停止ボタンとか必要だったんだろうか、と思うがやっぱり必要だ。

そしてキヨスクが大きい

宝くじも売っている。ここにあったおにぎりは、前面に具が見えるように握られていた。

>>おにぎり拡大

はじめて見るタイプ。ああ、違う街に来ていると感じる一瞬。

もちろん天むすもあり。「どこよりも美味しいおにぎり」のコピーに違わず美味しかった。母親が握るおにぎりの味がした。

別のキヨスクでは中古CDが200円で売られていた。品揃えがまた絶妙である。

>>CDラック拡大

おにぎりといいCDといい、このキヨスクのテーマは「自分ち感」ではないかと思った。

 



古賀:何か映画のタイトルみたいですが
林:キヨスクでかい。
古賀:おにぎり、魅せかた知ってる感じです!
林:スケルトンですよね。iMac でいえばグラファイト。
古賀:コンビニを石川五右衛門が斬鉄剣でまっぷたつにしたようにも見えます。
林:キヨスクじゃなくてコンビニですよね。ここ。
古賀:古本やらCDまで売ってるってコンビニ以上ですよ。
林:キヨスクとかコンビニが違うと、すごく人んち感あって異国情緒に浸れます。
古賀:この駅の喫茶店も、名古屋に来たという感じむんむんです



名古屋コネタ12
 




普通の喫茶店ですが
味噌カツドッグはやや味噌度低し
反面、タルタルが120%の力を発揮する海老フライドッグ
鰻はひつまぶしではなくロコモコに。因みにロコモコと言えば目玉焼きだが、こちらではゆで卵が。名古屋の喫茶店はやはりゆで卵なのか

なんとなく、エビフリャー

名古屋駅の構内に味噌カツやエビフライなど名古屋名物を出す喫茶店があるという。行ってみると、カレーライスやオムライス、スパゲッティーなどのいかにも喫茶店ごはんメニューに加えてそれらしいメニューはあった。

味噌カツサンド、海老フライドッグ、うなぎロコモコ。ストレートに名物を提供するのではなく、ちょっと斜めから、名物。

店内には旅行者よりも駅で働く人や地元の人達がランチに来ているという感じだった。名物というと土地の人ではなく観光客が食べるものというパターンが多いが、名古屋の場合、ちゃんと土地に根付いたものが名物になってるって証拠か。

見回した感じでは、ドリアを食べている人が多いように思われました。

「ANY TIME」
中村区名駅1-1-4スィートワン1F
052-533-3210

 



古賀:きわめて「なんとなく」なのですが、カジュアルに名物が
林:いちおう観光客を意識しているのかな。
古賀:でも観光客いなかったですよね。普通に女の子が髪の毛まいてたりして、かなり普段使いのにおいがしました
林:ああ、店の中でしゅーしゅースプレー使ってた。
古賀:名古屋巻き(名古屋で流行っているという髪型)も間近で見られる喫茶店ですね。そういった意味では観光客にはもってこいです
林:あれには釘付けになりました。名古屋巻きの実演。
古賀:生名古屋巻き。
林:で、喫茶店なら僕もあります。
古賀:岐阜に引き続き



名古屋コネタ13
 


名古屋にも夕方までモーニングサービスを出す喫茶店があった。東海地方の喫茶店は日が沈まない。白夜きどりの喫茶店はここだ。(林 雄司)


モーニング喫茶&カフェダイニング
350円でこれだけ食べられる。

モーニング喫茶、とは?

名駅近くの三井ビル別館の地下にある喫茶店リヨン。看板に書いてあるモーニングタイムは 8:00〜18:00。勤務時間よりも長いモーニングタイム。仕事が終わってもまだ朝だ。

夕方6時までコーヒーを頼むとモーニングセットを無料でつけてくれる。モーニングセットはトーストなど数種類から選べる。そのなかには名古屋名物の小倉トーストもあり!(正確には小倉プレスサンドというものだったけど)

パンとあんこは全く違和感なく美味。

僕が東京から来たことを告げると周辺の地図やカステラ(?)をくれた。モーニングを夕方までやる背景にこのホスピタリティありきである。

 



古賀:もー、朝も昼も夜も朝。
林:ガイドブックによっては三井ビル南館地下とかいてあるものがあるんですが、移転していま三井ビル別館地下です。ご注意ください。
古賀:小倉トースト美味しそうです(小倉プレストサンドか)。
林:美味でした。
古賀:朝ご飯か昼ご飯かは自分で決める!って感じが従来の概念うちやぶってます。
林:朝ごはんの解放、ですね。
古賀:モーニングに自由を。
林:たぶん夫婦でやってる店だと思うんですが、8時から22時って働き過ぎ。
古賀:あ、本当だ。すごい。

 

▲トップに戻る 特集記事いちらんへ
 
 



個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.