まったくわからないのでとりあえず電話してみた。
電話先は自由民主党本部。ドキドキしながらダイヤルをまわす。もちろん初めて電話します。

自「はい、自由民主党本部です」
梅「自民党グッズってありますよね？　あれについてお伺いしたいんですが」
自「あ、では担当者に代わります」

意外とあっさりとしていた。ちゃんとグッズ担当が居るらしい。それもなんか変な気もするが。

自「はい、お電話代わりました」
梅「自民党グッズについてお伺いしたいんですが」
自「あ、はい。党本部の１階の売店に置いていますが…」
梅「あ、そうなんですか？」
自「朝９時から夕方５時まで営業しています」

なんだかサンリオショップやジャニーズショップみたいな軽いノリだ。小泉総理のキャラクターグッズが所狭しと並んでいる売店を想像する。なんか楽しそうだ。

梅「撮影とかはどうですかね？　カメラで撮影したいんですが？」
自「えーっと、どういう事ですか？」
梅「いえ、売店を撮影したいんです」
自「失礼ですがどちら様ですか？」
梅「申し遅れました。ニフティ・デイリーポータルというホームページでライターをやっています梅田と申します」
自「はぁ。」
梅「若い読者に政治に関心を持ってもらおうという事で…」

以降１０分ほど粘ってみる。

自「そういう事でしたら広報部の方へお電話ください。電話番号は０３−××…」

なんだかたらい回しにされそうなのでとりあえずは現場に行ってみよう。時間もないし。

永田町はスーツを着た人か警官しか居ない。そこにアロハシャツを着て乗り込むだけでもかなりういている。早くも警備員の視線がこちらに集中している。
入り口付近には４〜５人ほどの警備員。

梅「すみません」
警A「なんですか？」
梅「小泉さんグッズが欲しいんです」
警A「あー、そしたらあそこの人に言ってもらえる？」

梅「すみません、小泉さんグッズが欲しいんです」（リピート）
警B「あー、そうなの？　はい」（バッジを手渡される）
梅「カメラで撮影してもいいですか？」
警B「ダメ」

手渡されたのは赤いバッジ。これをつければ自民党に入れるとか。なんだか"僕ちゃん"のような扱いをうけるがとりあえず中に入る事は許された。

入り口付近には３０人ほどの報道陣が居た（もちろん全員スーツ）。また５〜６人の若手の党員が横に整列して立っていた。おそらくこの後偉いさんが来るのだろう。報道陣は顔見知りが多いのか会社の枠を越え気さくに話していた。僕が中に入っていくとカメラマンが一度チラッと僕を見たがそれ以降は完全に無視された。完全にないことにされている！　すっごくおいしめの画だったが写真撮影はできなかった。あー、写真に収めたかったなー。

売店は駅のキオスクの半分ぐらいの大きさだった。文房具やシャツをはじめわりといろんなグッズが置いていた。キャラクターは小泉一色でしたね。

売店のおばちゃんは奥の男性と「○○さんはもう古い人だから」「○○のやりかたがまずかったから○○派が…」とかなり大きめの話をしていた。ここは数々のドラマを生んだであろう自民党本部なのだ。風貌はキオスクのおばちゃんと変わらなくてもいろんな事を知ってるに違いない。

このほかにもうちわ、別タイプのストラップなど６０００円相当の自民党グッズをまとめて１名の方にプレゼントします。

>>応募フォーム

"自民党グッズ希望"と明記してください。連絡待ってます。