その2 浅草
初詣客でにぎわう浅草にやってきました。
って感じに見えますか?
写真からも寒さが伝わってくる、気がする。ちなみにお台場と服装が違うのは、ダウンが汗で湿ってしまって着る気がしなかったからだ。
ダウンは通気性がよいが、コートは暑い(まめ知識)
さて、初詣客でにぎわう仲見世を散策してみる。
人ごみにまみれると正月っぽくなると思ったが、まわりが薄着なので逆に目立ってしまった感は否めない。 厚着をしている僕を見て外国人が
What is he doing?
と傍らにいた日本人に聞いていた。なにかの風習だと思ったのだろうか。修行の一種とか。しかし日本人は
I don't know.
とすっきり答えていた。あんまり触れてほしくないものについて聞かれた、という感じだった。
浅草の人は人懐っこいのか、いろんな人に話しかけられた。
「なにやってんの?がまん大会?」 「いや、冬の写真を撮りたくて…」 「だったら鍋焼きうどん食べなよ。そこの翁そばなら夏でもやってるよ」 「………鍋焼きうどん」 「大盛りがいいよ!」
親切にお店まで教えてくれた。余計なお世………、いや、やっぱり浅草は人情あふれる町です。
で、まあ言われたおそば屋さんには鍋焼きうどんはやってなかったのだが、木馬亭のまえでおでんを食べた。状況を察してか、店のおばさんは茶碗がもてないぐらい熱いお茶を出してくれた。
浅草、ノリノリの町である。
「冬の写真を撮る」という趣旨から外れてきてないか。
もっと冬の景色を。買い物客でにぎわうアメ横なんてどうだろう?