|
エントリーを通知するはがきが来た |
|
大会への一般出場者は全国から応募を受け付けており、初心者から上級者まで、誰でも抽選でエントリーできます。それなら、と申し込みをしたら、当選してしまった。どんな競技でも、全国大会なんてめったに出場できるものではないので、なんだか興奮する。
ちなみに、全国大会が行われる奈良県に限っては、大会の前に県内で厳しい予選大会が行われる。小さい頃から金魚すくいに慣れ親しんだ強者が、県の予選大会で振るい落とされるという、事実上の決勝戦が繰り広げられるのです。
|
|
|
|
|
大会最寄りのJR郡山駅 |
|
8月22日、全国大会が開催されるのは、奈良県の大和郡山市。予選大会を通過した強者と、私のような初心者が、金魚すくいを戦いに全国から一同に集まる。
甲子園では高校野球の決勝戦が行われ、アテネオリンピックでは女子マラソンの準備が進められているころ、奈良県では、この夏、一番熱い大会が始まろうとしていた。
|
|
|
|
|
会場まではシャトルバスが運行しています |
|
奈良に着きました。大阪から電車で40分ほど。思った程、遠くなかった。
駅を降り立ったところで、おばさんが話しかけてきた。
おばさん「私今回が初めてなんだけど、あなたも出るの?」
私「私も初めてなんですよ〜」
おばさん「あ〜、よかった」
私もよかった。初心者の参加も結構いるらしい。
初心者というか、小学校低学年以来、一度もやったことないです。 |
|
|
|
|
バスに揺られて会場へ。モニュメントにも金魚 |
|
大和郡山市は日本一の金魚の名産地。金魚すくい大会は、町をあげてのイベントであり、金魚すくいの技術向上と共に、動物愛護の精神で、金魚と楽しくふれあうことを目的としている。今年はちょうど10周年を迎える記念すべき大会なのです。
|
|
|
|
|
出店がズラリ |
|
少し早めに会場に到着。まわりでは金魚グッズの販売やイベント、さまざまな屋台の出店があり、お祭り気分が盛り上がる。
|
|
|
|
|
大会のマスコットは「きんとっと」といいます |
|
|
きんとっとのTシャツやタオルが販売されていた |
|
|
|
|
金魚の看板 |
|
|
金魚の折り紙コーナーの作品 |
|
|
|
|
こちらは、使用済みポイ(金魚のすくい網のこと)をリサイクルしているブース |
|
|
昔は針金だったが、今はプラスチック製のポイ。予選大会で使われたポイは、紙を貼って、ミニうちわに生まれ変わっていた。記念に無料でお持ち帰りできる |
|
|
|
|
金魚の形の金魚パン!かわいい。おいしそう |
|
|
金魚型ポップ看板。金魚パンを後で買いに来ようと思っていたら、すぐに売り切れてしまった |
|
|
|
|
昔懐かしの金魚おもちゃも |
|
大会まではまだまだ時間があるが、今回ばかりはグッズを買ったり、出店で食べたりしていられない程、緊張してしょうがない。超初心者の私に果たしてちゃんと金魚がすくえるのだろうか。
仮にも選手として出場するのだから、少しくらい自信をもって試合に臨みたいのだけど……。
達人に、当日いろいろ教えてもらおうと思っていたのだが、達人はまだ会場に到着していない。 |
|