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特集


ちしきの金曜日
 
メガネゾンビを供養せよ!


ひょんなことから
ついにたどり着きました!

まさに
これこそが
僕が求めていたもの!!!




メガネの碑 ひーん!!




いやぁ
しかし
グッとくるビジュアルです。

メガネまるだしです。

何の碑かって言われたら
たしかにこれはメガネの碑です。
それ以外の何の碑でもありません。


我々が使い終わったメガネを
供養するために建てられたという
このメガネの碑。

まさにこの場所で
その使命を全うした
世の中のすべてのメガネたちが
供養され
成仏していったというわけなのですね。

よって
そんな背景があるからか
心なしこの周囲の風景は
メガネ心霊写真
になっているような気もします。 


(※赤字部分 メガネ心霊あり)




ん?
無理矢理?

まあまぁ。




そしてよく見てみますと
このメガネの中央には
「徳川家康所持の眼鏡」
と記されております。

この
すっとんきょうなメガネは
あの徳川家康のメガネを模したものだったのですね。

信長、秀吉に向こうを張って、
家康が
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう メガネギス」
と言われているのは、
まさにこのことだったのですね。



そして
このメガネの碑には
ある碑文が刻まれていたのですが、
そこには先人たちからの
このような熱いメガネメッセージが
刻みこまれていたのでした!




これを解読して
テキスト化してみますと、

「めがねがはるかに海を越え、我が日本に渡来したのは、
 四百二十余年前のことであります。
 文化の発達につれて、めがねの需要も増大し、
 文化、政治、経済に貢献した役割は誠に大なるものがあります。
 その間、業界先覚者の研鑽努力により、
 今日の発展をみるに至ったことを回想、明治百年を記念して、
 その功績を顕彰し、慈眼大師ゆかりの地、上野不忍池畔に、
 この碑を建立し、感謝の念を新たにするものであります。
                    昭和43年10月吉日 」



おぉー
メガネへの熱き想い
心震えますね。

僕はしょっぱなの
“めがねが海を越える”
というくだりだけで
もうノックアウトです。




そして
この碑には他にも
数々のメガネ関係者の方の連名が
刻まれていたのですが




僕も吉田と申しますが
さすがに
吉田性が数多く見受けられました。
さすが吉田メガネ一族です。


ではそろそろ
今回の旅の真の目的である
このメガネの碑にて、
僕に憑きまとっていた
メガネゾンビたちを
さっそく供養してみたいと思います。


では
メガネの碑に
手をかざして
 
 南無阿弥眼鏡陀仏 南無阿弥眼鏡陀仏 南無阿弥眼鏡陀仏…


お、
すると
今まで僕に憑きまとっていた
メガネゾンビたちが…


<※この画像にマウスを乗せると供養できます。>



メガネ天使に!!!



はい。

供養成功です。

よかったですね。

というわけで
どうもありがとうございました
メガネの碑!

ホントにあったんだね
メガネの碑!

おもしろかったよ
メガネの碑!


以上
そんなメガネの旅でした!!





というわけで
いかがでしたでしょうか
ぶらりメガネ途中下車の旅。


ぜひ
メガネストの方々は
メガネを使い終わった際には、
日ごろから僕らの目となり目になってくれていた
メガネ様に敬意を表するためにも
ぜひこのメガネの碑に
足を運んでみていただけたらと思います。

お手数ですが
どうぞよろしくおねがいいたします。
ではまた失礼いたします。




ちなみに、
先ほどのメガネアメリカンは
まだなおデジカメにとまどっておりました。
でもちゃんと
メガネゾンビは成仏して
メガネ天使になっておりました。
よかったですね。



 

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