デイリーポータルZロゴ
このサイトについて

特集


はっけんの水曜日
 
BMWが21円、ベトナム・コネタ集

●日本文化の流入事情



大塚: これは街角のゲーム屋です。
林: プレステが1ですね。すごく楽しそうです。時間制なのかな。
大塚: たぶんそうだと思います。インターネットカフェも、こんな雰囲気でした。


大塚:ホーチミンにあるデパートの上にゲーセンがあって、シューティングゲームの「ザ・警察官 新宿24時」かあって、ベトナム人がプレイしてて、新宿の路上がCGで見れて……それが不思議な感じしました。
林: あははは。それは面白い。
大塚: あと、ゲームソフト屋で、違法なゲームボーイアドバンス100イン1とかあったんですけど、中国か台湾製でしたよ。値段きいたら、16万ドンだったです。1200円くらいですね。買っていませんが。
林: こないだ新小岩で、215イン1を9800円で売ってましたよ。
大塚: たぶん、中国行くと、もっと安いんだと思いますよ。
で、ゲーセンのゲームですけど、日本語のままだったりするのが多くて、不思議でした。分かるんですかねえ?
林: ゲームやるの大変でしょうね。
大塚:ダンスダンスレボリューションは、韓国ポップスが入ってたし。あと中国語のゲームもありました。
やっぱゲームも、大陸をとおって伝わってるみたいでした。
林: 日本ってゲームとアニメなんですね。やっぱり。
大塚: あと、ホンダですね。


大塚: ……平井? ですかね、これ。
林: いや、平井じゃなくて、ビルマの竪琴っぽいかなと。
大塚: あー、竪琴の「たて」かー。
林: フォントのよれよれぐあいとかも。中井貴一が見えてきます。
大塚: ベトナムには「ドラえもん」という日本料理屋もありますよ。カレーがうまいらしいです。



大塚:日本のアニメ絵と、日本のブランドのパクリのシャツは、見たらやっぱり中国製でした。ベトナム製ではないんですよねー。
林: 左のTシャツは絵は日本の絵だけど、配置はアメリカっぽくないですか?
大塚:英語版の日本マンガを使って、デザインしたのかもしんないですね。
林:わけわからん。



大塚:これ、中学校の前にあったマンガ屋台なんですけど。
林:すごく楽しそうですね。
大塚: 網羅してますよね、けっこう。
林: 「団地ともお」もあるかなあ。
大塚: 結構意外なのがあると思いますよ。


大塚: これは村上隆とヴィトンのコラボレーション、を、刺繍した財布なんですけど。
林: はい。これはすごくいいです。
大塚: これ、税関でひっかからないですよね。
林:ぜんぜん大丈夫でしょう。
大塚: なんでこんなことになったのか……。
林:全体的に「そろばん塾」に行くようなカバンっぽさをかもし出していますよね。
大塚:おかあさん臭い、ということでしょうか。
林: そうですね。日本にも一人ぐらいいないかなあ、こういうお母さん。「雑誌で見てかわいいから作ってみたのよー」って。
大塚:……結果的にですが、ブランド信仰をあざ笑う作品となっていますけど。
林:こういう広がりも含めて作品なのではないでしょうか。と、村上隆でもない僕が言うのも変ですが。
大塚: やっぱり買ってくればよかったなー。



●コープでおかいもの


そうは見えないかもしれないがコープ

大塚:で、これ生協です。
林: まあまったく生協らしくないですね。
大塚: 外国人にも親切だったので、ノリとしては日本の高級スーパーというか、キノクニヤみたいな感じなのかなと思いました。
林: なんか球場の外壁っぽいですよね。



大塚: これ、チュングエンっていう、日本でいうとスタバみたいなチェーンの豆なんですけど、ひと袋100円くらいでした。おみやげに最適。
身内にあげて、味の感想をくれと言っておいたんですが、何も返事がこないので、心配しています。
林: ベトナムってコーヒーで有名だし、そんなはずれなことはないのでは?
問題なのは、このミニーとドナルドの皿じゃないですか?



大塚: これ、ベトナムにいる時は、目がベトナムに慣れているので、平気だったんですけど……持ち帰って、寝て起きてから見たら、変でした。
林:ミッキーというより、たぬきっぽいですよね。



大塚:このプラスチック皿も、派手でしょう。ベトナムの屋台なんかでは、こういう皿がよく使われてました。
林: 派手というか、きれいですね。色がはみ出してない。

大塚: スプーンの内側に絵が描いてあるのも、変で、買ってきてしまいました。
林: なかなか書かないですよね。ここには。



大塚: 赤い花の茶碗は、よく見たら中国製でした。いま使ってますけど。中国人が、ベトナム人向きに作ったデザインの柄だと思います。たぶん。
林:これは普通にいいですよね「あら素敵じゃなーい」って感じですよ。



大塚: あ、あと緑の米。
林:なんだこれは?



大塚:ベトナムの地方の名物らしいんですが、調理法がわからなくて……。普通にたいていいのかなあ。まあ、追ってコネタでレポートいたします。



大塚:これ、ニャウって何なんですかね? 分からないまま買ったんですけど。
林: ニャウ茶は、音の響きだけで僕は満足です。お茶でもいかがかニャ?って感じですね。
大塚: んー。でも、せっかく説明が日本語で描いてあるのに、わからないっていうのは……無駄ですよね。
林: 「ニャウの実」って言われてもニャー。

大塚:あと、コープの広告もらってきたんですけど。



商品をたくさん並べて撮影してあるのが気になりました

林:すごろくかと思いました。なんかゲーム盤っぽい。
大塚: うーん、やっぱり、ベトナムの印刷技術はまだまだなんですよね。
CDジャケットとか大きなホテルのパンフレットとか、きれいな印刷のものは、台湾あたり外注してるらしいです。


 

▲トップに戻る 特集記事いちらんへ
 
 



個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.