亀田製菓さんに取材敢行!
亀田製菓さんに取材敢行!
体もあったまってきたところで二つ目に疑問にチャレンジです。実はこの『サラダ味』の疑問が一番の難所だと僕の中では思っています。なぜなら
・お客様相談センターなどではなく、民間企業のオフィスを訪ねるため。
・なんだかクレームっぽい疑問ではないか。
・本社ではなく、支社であるため、回答に時間がかかるのでは。(亀田製菓の本社は新潟)
アポなしでいったら怒られるんじゃないかなー。なんて思いつつもそこは23歳特有の『捨てるもののない、守るもののない強さ』を持って突入することにしました。何事もチャレンジですよね。悪意はないんだし。
悩んだ挙句亀田製菓のおかき(もちろんサラダ味)を持っていって、訪ねることにした。これなら僕はお客なわけだし、それほど邪険には扱われないだろう。
水天宮前駅から隅田川を越えたところに、亀田製菓東京支社がある。
隅田川を越えるとがらりと風景が変わる。大きなオフィスビルは中層の雑居ビルに、道端の大きな看板公告はオレンジ色のドライバー用のミラーに変わっている。
要するに都心から下町に変わるってことだ。
地味な街できょろきょろやってると、不意に調べておいた住所と同じ番地のビルが現れる。
ビルには大きな看板や来客者用のポップなどもなく、ただ郵便ポストに『3F 亀田製菓株式会社』とあるだけだ。おそらくユーザーは誰も訪れないのだろう。
エレベーターに乗り降りする際にS急便さんの配達員と乗り合わせる。きまずい。本当に、何の変哲もない、普通のオフィスだ。
勇気を振り絞って中に入る。一番手前に座っていた女性は電話中で、ほかのスタッフも僕に気づく様子はない。僕はここに存在しているのだろうか?
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