青梅駅に現れたアイツ
青梅は、お祭りじゃない時でもお祭りみたいな不思議な町なので、お祭りの時に歩くと不思議さが消えてしまう。
なんとなく不満な我々はオン君の
「あっちの裏道の方が面白そうだよ!」
という言葉に従い、なんとなく裏道に行き、なんとなく写真など撮る。
少々バチあたりな雰囲気でお寺を参ってみたり、この家屋に人は住んでいるかの賭けをしたり、紅葉狩りの狩りとは何か?と真剣に討論しつつ崖を登ってみたりずり落ちてみたり…少年的探索してふと気付けば太陽が夕日っぽさを醸し出している。
女ま館の開館時間は午後6時まで。いけねぇ、ちょっと遊び過ぎちゃった。
急いで駅に向かう。
ところが駅に向かう踏み切りを渡っていると、ホームの人が我々を見ている。しかもかなり熱いまなざしだ。何で?
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