学校の先生は走っているのか？

街なかを走っている人は割と見かけるが、その人が先生なのかどうかは分らない。
だったら先生が沢山いるスポットに出向けばいい。

そこで最初のスポットは近所の小学校。学校の先生たちの走り具合を検証する。

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朝の登校時間なら子供たちと一緒に学校に向かう先生の姿を見つけられるのではないか？　金八先生のオープニングでも、金八先生は生徒たちと一緒に登校してジョギングをしている金髪美人とすれ違っていた。

という訳で、始業時間の30分前、朝の8時頃から学校近辺をウロウロしてみた。

事前に電話で問い合わせたところ、この小学校には非常勤も含めて36名の先生がいらっしゃるとのこと。そうですか、と電話を切ったが36名が多いのか少ないのか全く見当もつかなかった。まあいずれにしても先生は、いる。

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表門から子供たちの流れに逆らう様にして歩く。すれ違う子供たちはみんな朝から元気だ。意味もなく走ってる子供もいる。いや、子供にとっては意味があるのかもしれないが、まだまだ始業までには時間があるので、大人はそういう状況で走らない。
という事は、先生が走るとしたら始業時間ギリギリのタイミングか？　だとしても、そんな遅刻寸前みたいな先生なんているのか？

途中、先生らしき人物の姿も見受けられたが走っても歩いてもいなかった。要所要所に立っているだけ。不審者から子供たちを守っている様だった。いたたまれない事件が後を絶たない昨今、ああいう風に先生方が立っているだけでも犯罪防止の効果は充分にあると思う。不審者は子供に近づきづらいはずだ。

僕も写真を撮りづらい。

……。
っていうか、朝っぱらからカメラを持って学校の周りをウロウロしている僕が不審だ。
通報されても文句の言えない状況なので、裏門方面にまわることにした。