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特集


チャレンジの日曜日
 
戦車に乗ろう! 〜自衛隊見学ツアー〜
戦車の上より愛を込めて。

私、梅田はデイリーポータルZのロケで報道記者でもないのに勝手にさまざまなタブーと思われている領域(自民党他各党党本部/議員会館)(日銀地下金庫)に踏み込んできましたが、今回はその第3弾ということで自衛隊に取材に行ってきました。

閉じてるイメージ、ベールに包まれているイメージのある自衛隊。その中はどんな場所なんでしょうか? 実際に演習場で戦車に試乗させてもらったり、駐屯地で食事をしながら、報道機関が伝えない自衛隊のリアルをお伝えしようと思います。
駐屯地の食堂・売店は必見です。

(text by 梅田カズヒコ



取材協力
・陸上自衛隊広報センター(東京都練馬区)
・陸上自衛隊駒門駐屯地(静岡県御殿場市)
・陸上自衛隊板妻駐屯地(静岡県御殿場市)


今回は陸上自衛隊広報センターの“戦車試乗体験ツアー”というイベントに同行することになりました。それにしても、最近の自衛隊は面白いイベント考えますね。
戦車試乗体験場所は富士山のふもとの東富士演習場というところで行うんですが当日は強風で電車が一時不通になるというハプニングで現場に大遅刻してしまいました。試乗に間にあうのか不安になりながらも演習場に急ぎます。



なんとか間に合いました。



現場に着いてみると昨夜の強風はどこ吹く風、富士のふもとは快晴の戦車試乗びより(?)でした。

一般の参加者の一番最の方が乗り込んだところで間一髪、試乗に間に合いました。

前日の強風でイベント自体が中止になってないかと思ったんですが、よくよく考えると戦渦を潜り抜ける戦車が“強風で試乗運転中止”というのも変な話だな、と思いました。とにかく、無事乗れるみたいです。


隊員用の服を着せられました。 富士山と戦車と腰痛を気にする隊員。

戦車に乗るためにまずは陸軍用のヘルメットと軍服を着ました。それにしても、僕がこういうものを着ると工事現場の作業員(しかもアルバイト)にしか写りません。

富士の裾野はどこまでも広大な原っぱでした。同行してくださった広報センターの方にどこまでが自衛隊の敷地内かと聞くと、「あそこに富士山があって、ここからあの頂まで目に映る場所すべてが敷地内だ」と教えてくれました。
大陸の開拓者のような話でしたがとにかくそんなスケールのでかい場所で戦車に試乗させていただきます。


戦車試乗開始。



戦車の上から。かなり恐いです。

「じゃあ乗り込んでください!」
場違いな雰囲気にキョロキョロとしているとあっという間に僕が乗る番になりました。僕がおたおたしていると
「そっから、そのはしごをかけて、そう、そう、うまいうまい」
と声をかけられます。現場に到着してすぐは広報センターの方にいっぱしのマスコミ関係者のような扱いを受けていたんですが、戦車に乗る場面ではすっかり新人ダメ隊員のような扱いになってしまいました。演習場独特のピリピリムードというものが伝わってきます。
戦車のコックピットの上に乗り込むといきなり轟音をあげて車体が前進しはじめます。かなり恐いです。以前仕事で遊園地のジェットコースターに体験取材した事があったんですが、その10倍は恐いです。ええ、だって臨場感でまくりですもん。

「がたがたがた(←キャタピラの音)○$△&××ましょうか?」
何を言われたのかわからない。聞こえないと、軽くジェスチャー混みで相手に伝えると
「がたがたがたがた……写真撮りましょうか?」
ありがとうございます、恐縮です。のポーズをしながら相手にカメラを預ける。エンジン音と強風で相手の言葉が聞き取りづらかったんですが、実戦といいますか、現地でもそのあたりの隊員同志のやり取りとか大変だろうなあ、とふと思いました。

このときは平地を走っていましたが、でこぼこの道を走るときは普段訓練していない僕らのような一般人には耐えられないんでしょうね。
かなりレアだと思われる戦車試乗、せっかくなのでいろいろな写真をご覧ください。


前を向いていると本当に戦場に来たような気分になりました。 もう髪が乱れてるとか、ヘルメットがずれてるとかどうでもいいくらい恐いです。ちょっと笑みを浮かべてますが、これは恐怖に近い笑いです。
同乗のスタッフ。余裕の表情。さすが、さまになってます。 泥水を跳ね飛ばして戦車は進む。
試乗は約5分間続く。 もうおなかいっぱいっす。下ろして。

約5分間の試乗を終え戻ってきたときには、いつもの大地が違って感じました。再び戦車に乗ることはおそらくないでしょうが、それでも僕は“戦車に乗ったことがある”という些細な自慢を胸に生きていこうと誓いました。

「せっかくなんで、自衛隊の駐屯地で食事していってくださいよ」
というお言葉に甘えて駐屯地で食事をさせていただきました。

というわけで次ページからは駐屯地で自衛隊員の普段の生活に迫ります。



 

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