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特集


フェティッシュの火曜日
 
東京の展望台でどの方角が人気か

なんと、お年玉プレゼントもあるよ!

馬鹿と煙は高いところが好きだなんてぇことを申しますが、この正月に高いところに登ってるなんざぁ、馬鹿といわずしていったいなんと申しやしょうか。

かく言うあたくしも、実は高いところは大好きで、ええ。人様のことを馬鹿なんぞと言えるあれじゃないんでやんす。

というわけでちょくちょく展望台に登るんですが、いったい皆さんはどの方面を見たがるものなんでしょうねぇ。ちょいと気になったので、この年初、ガラ空きのはずの東京都心を回ってみたんですがね・・・。


乙幡 啓子


元日ヒルズは恒例に

正月なのでおめでたい感じで始めてみたが、疲れたので普通の口調に戻す。

元旦、まず向かったのは六本木ヒルズだ。ゆったりたっぷりのんびり展望できるかと思ったが、意外と人が集まっていた。さすがに帰省先のない人などはこうしてふらふらするんだろうなと(失礼)、勝手に想像する。あ、バーゲンも始まってるのか。

しかし高いところ登るのに1500円かかるのは、どないなものなんでしょう。美術館も同じチケットで入れるんですけどもね。でも仕事でもないかぎりこんなとこに登る機会はないと思われ、その点ではひとりニタニタしながらチケットを購入。


近未来的なエントランスだが・・・
もぎりはハンコ。

チリひとつ落ちてないような回廊をぐるぐるまわり、直通エレベーターに乗って展望台到着。いきなり、向かうはお台場・汐留・東京タワー方面だ。人がザクザクいる。


入り口付近は人多し。
そう、そちらはタワー方面だ。

自分が楽しんでると日が暮れてしまうので、人の流れのほうをウォッチングする。角を曲がり、大田・神奈川方面の通路に来ると、とたんに人が少なくなった。ああ・・・やはりその方向は、展望的にはだめか?私の住む街、大田区はそんなに魅力がないのですか。


角を曲がると・・・
品川とか大田とかのほう。

即座に理由がわかった。今は午後1時ほどで、太陽が晴れた空にさんさんと照っている。しかもこちらはガラス張りの室内。暑い、暑いよ。ちょっと立ち止まるだけで、冬支度の身がどんどん汗ばんでくるよ。

なので、皆そこには長居できないのだった。あれ?ということは。これからどこのスポットに行っても、その問題はついてくるのだろうか。不安がよぎる。


見よ、この太陽。北風に勝つわけですよ。
「あっちぃなーおい」と、多摩弁っぽくおじさんが言い捨てる。

順路の通り進むうち、カフェやラウンジがぽつぽつあって、そこは人がかぶりつけなくなっている。だからかどうかわからないが、豊島区・埼玉・群馬方面はちょっとさびしい感じ。やはりその方向は、展望的にだめか?私の故郷、北関東はそんなに魅力がないのですか。


■六本木ヒルズ
お台場・汐留・東京タワー方面:人がザクザク
大田・神奈川方面:暑いので人がいない
豊島区・埼玉・群馬方面:さびしい


ラウンジはガラ空き。
ラウンジはガラ空き。

ヒルズの高所でも世間は世間

せっかく富士山もちらっと見えているが、その方面にはそれほど人はおらず。たまに、友達に送るのか、それとも待ち受けにするのか、携帯で富士山の写真を撮っている人がいる。

そして、皆遠くの景色を見るよりも、近くのビルなどを見て興奮しているようだ。「あそこだよ、この前車ぶつけたの」とか、「こっからいくと、あの人んち近いんだよ」とか、高いところに来たにしては俗世間ぽい会話をしている。


ラウンジ風の場所は・・・
富士山。あまりよく見えないが。
俗世間。
左の2人は新宿方面を携帯に収める。


そういえば、ここには展望台に付き物の、「100円入れて2分ご覧いただける」的な双眼鏡がないのだった。そんなところにもヒルズらしさを感じるといえば感じる気がする。

らしさといえば、順路の途中にブッフェがあった、ブッフェが!テーブル席とブッフェとが通路で分かたれているので、ブッフェに用がなくても料理のすぐそばを通ることになり、これはたまらん誘惑だった。ケーキに、思わず手が出そうになりましたですもの。


あたためてます!グラタン的なものを!
このように、釈然としない感じで通る。


 

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