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特集


はっけんの水曜日
 
駐車場の脅し文句

筆者の住むアパートの駐車場は狭い。そしてその狭い空間にすし詰め状態で住民が車を止めているため、毎日がかなり緊迫した状況になっている。全員が一度に車をとめてしまうとたぶん一番奥の人は出られないんじゃないだろうか。

そんな狭い駐車場に追い討ちをかけるかのように、勝手に駐車してくれる人がいる。たぶん階下の住民の友人なのだろうけど、普段ならいない昼間に用があって家に帰ったりすると、筆者の駐車スペースに他の車が我が物顔で止まっていたりするのだ。そんなときにいつも思うことがある。

駐車場に脅し文句でも書いてみるか

よくあるではないか。勝手に止めたら5000円頂きます、とかそういうの。あれって効果があるのだろうか。うちの駐車場に書く前に町に出て調査してみました。

安藤 昌教

ロックに加え1万円。

よく見るといたるところにある

世間の駐車場では無断駐車をさせないためにどのような対策をとっているのだろうか。いままで気にしてみたことがなかったのだが、そういう目で町を歩くと無断駐車禁止の注意書きはいたるところに貼られていることがわかった。それも店舗や契約駐車場だけではなく、意外と普通の家の前とかにもあったりするのだ。

だけどよく考えてみるとおかしくないか、いきなりなんの根拠もなく1万円とか要求されてしまうのって。そんな理不尽が町のいたるところで見られるのだ。町は暴力に溢れている、いわばそんな感じ。

 

警告のみの場合

町で目に付いたいろいろな注意書きを集めてみると、大きく二つに分けられることがわかった。無断駐車に罰金を科す内容のものと、そうでないもの。罰金を科される方がやっぱり止めようとしないような気もするが、意外と警告のみのタイプもたくさんあった。しかしその場合、多くはレッカー移動等のオプションが付く。冷静に考えると罰金を科せられるよりも、帰ってきたら車がなくなってるほうがダメージが大きいような気もする。


警察へ通報、そしてレッカー移動。
水彩絵の具で書いたような文字がよけいに説得力を増しています。なんだか呪われそうで止められません。
駐車はもちろんのことUターンも、そしてポイ捨ても禁止。
レッカー移動なり!!コロ助口調で厳しいことを言う地主。
喫茶店のすぐ隣にあった看板。
危険なので禁止。最も説得力のある理由です。
無条件にレッカー移動します。
若者専用というわけではなく、ヤングというお店の駐車場です。

車がなくなっていたとしたら

はじめは罰金を科さない看板なんてたいした効果はないだろうと思っていた。しかしいろいろ見ていくうちに、罰金を科さない警告文の怖さについて深く考えるようになる。罰金は科さないが代わりにレッカー移動とかされてしまうのだ。なんでも金で解決できると思うなよ、という設置者の怨念みたいなものを感じないか。例えばタバコでも買うためにちょっと止めて、帰ってきたらレッカー移動されて車がなくなっていたとする。車って普段そうそうなくなるものではないわけで、そういう過信の元でいきている我々は、いざ車がなくなってみると相当に焦るに違いない。罰金払って解決した方がまだましだといえなくもない。どうなんだろう。

次のページからはいよいよ罰金を要求してきます。




 

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