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特集


はっけんの水曜日
 
ある日、森の中でフリマに出会った

明日フリマがあるので一緒に行かないか、と友達に誘ってもらった。フリマ=フリーマーケット=宝の山、だ。沖縄に住み始めてからというものすっかりフリマにはまってしまっていた筆者は、もちろん行くよと快く誘いに応じた。

「じゃあ朝6時集合ね。」
「オッケー、じゃあ明日。」

いやまて早過ぎないか。半分冗談かと思っていた次の日の朝、5時半にしっかり電話がかかってきた。行くぞ。まじだった。

そして眠い目をこすりながら向かった先にあったのは、想像以上に深い感じのフリマだったのでした。

安藤 昌教

明け方、というか完全に夜です。

ていうか夜だ

実は前の晩はコネタの原稿を書いていて、寝たのが3時ごろだった。友達から5時半に「おはよう」という電話がかかってきたとき、なんのことやらまったくわからず完全にパニックに陥った。蜂蜜を取に行って崖から落ちる夢を見ていたことを覚えている。なにか悪いことが起きるという暗示だろうか。外はもちろん真っ暗。早朝というかまだ夜だ。

 


十五の夜みたいな世界です。

前日の約束どおり6時に友達の家に到着し、車を降りると凍えるくらい寒かった。いくら沖縄といってもやっぱり冬の明け方は寒い。町は静まり返っていて、コンビニの明かりだけが寒々と道路を照らしていた。

友達と合流し夜明け前の道を一路フリマ会場へと車を走らせる。なんでもフリマは米軍の基地内で行われているらしい。沖縄にはいくつも米軍基地があるのだが、それぞれの基地内で週代わりでフリマが行われているという。基地の中に入れる、それだけでも少し興味があった。

だけどこんな真っ暗なのに本当にフリマなんてやってるんだろうか。

心配しながら会場近くの駐車場に着くと、なんとすでに車がたくさん止まっていた。沖縄の人って普段あまり早起きとかしないイメージがあるのだがどうやらフリマに関しては別らしい。

暗くてよくわかりませんが、大勢の人が周りにいる気配がします。
会場へ向かって集まる人々。現在の時刻、朝6時半。

開くと同時に猛ダッシュ

会場は7時に開くらしいのだが、6時半ごろにはすでに開場待ちの人が基地のゲート前に並び始めていた。暗いのでよくわからないが、ざっと50人くらいはいるんじゃないか。一緒に行った友達いわく、多いときには80人くらいが開場前から並ぶらしい。プロ野球の優勝セールみたいだ。

そして午前7時、待望のゲートオープン。それと同時に並んでいた人達が一斉に走る。それも小走りとかではなくみんなフリマ会場に向かって全力疾走なのだ。いったい何が彼らをこんな朝早くから動かしているのだろう。そんなにいいもの売っているのか。周りにつられて久しぶりに全力疾走しながらそう思った。

次のページからいよいよフリマの全貌が明らかになります。



 

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