東池袋
繰り返すようだが、地下鉄のスペースには無駄が多い。什器や乗り換え精算機の他に、植木などいろいろ置いてなんとかごまかそうとしているが、レイアウトにはかなりの課題が残る。一例がこれだ。
フロアの真ん中に置いちゃってる。その後ろに文庫・・・。
本はあまりないのだが・・・。
「読み終えたら返しましょう」「ハ〜イ」かわいいじゃないか。
なんとここには貸借台帳(っていうのか?)が置いてある。
ここ東池袋は、実は1日の最後にまわった。夜中疲れているときに、このように人の手が入った文庫を見たら、なんだかホッとした。
逆に、荒れた文庫を見ると、生活とかいろいろがどうでもよく思えてくるのだった。
主なラインナップ |
・なぜ、ベストをつくさないのか(ジミー・カーター著)
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総計 |
4冊 |
池袋
「いけふくろう」の像でもおなじみ(?)池袋だ。文庫にももれなくふくろうをフィーチャリングだ。しかしその中身は荒涼としていた。
下のブロック風の造作が意味なくてぐっとくる。
なんだか、パンフレット様のものばっかりだ。
大型書店があるせいか、文庫で本を渇望する通勤者はいないようだ。本当か。
主なラインナップ |
・日経ビジネス人文庫
・集英社新書解説目録
・丸善ライブラリー
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総計 |
4冊 |
要町
駅に降り立ち、出口が何箇所かあって文庫の位置がわからないとき(説明はどこにも書いてないので)、ピンと来た方向にまず出てみることにしている。たいてい勘は外れるのだが、そんなときは駅員さんに聞いてみる。
ここでも見当が外れたので、窓口の駅員さんに聞いてみると、
「あるけどね、ないよ」と、暗号のようなことを言われる。
聞いたとおりの方角に足を向けると、その意味がわかった。
あるけど、ない。本が。
下手だけど良い字。
なんだか古いレイアウトの雑誌が。
主なラインナップ |
・航空情報
・ベストカー
・色徳
・実力管理者コース
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総計 |
18冊 |
千川
「有楽町線、文庫は壊滅状態」を決定的に印象付ける駅が、これだ。
位置がまず悪い。
たぶん、風水とかから見ると、いろいろ「悪い気」が漂っているのではないだろうか。しかも名前は、ない。
「嗅覚測定法マニュアル」は、しかし面白そうだ。「においの嗅ぎ方」。
主なラインナップ |
・丸山蘭水楼の遊女たち
・パンプルムース氏のおすすめ料理
・黄色い蝙蝠
・嗅覚測定法マニュアル
・少年マガジン
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総計 |
10冊 |
平和台
「有楽町線、文庫は冷遇状態」を決定的に印象付ける駅が、これだ。
トイレ、しかも簡易トイレの脇。トイペ販売機の隣。
意外と本は置いてあったが、本云々よりも簡易トイレの迫力がすごくて、吸い込まれそうだった。
主なラインナップ |
・猫娘、だいすき
・民事訴訟法
・勝海舟
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総計 |
約30冊 |
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