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特集


ちしきの金曜日
 
街角の巨大ビジョンとそれを見る人

街頭ビジョン巡り後編、新宿・渋谷・秋葉原編


4.スーパーライザ秋葉原

もっとも景色にとけ込む街頭ビジョン。


遠景
近景

歩道の様子。ほとんどみんな街頭ビジョンを見ていない。
スーパーライザ秋葉原(秋葉原ラオックス)
〔大きさ〕3.07m×4.10m
〔放映時間〕9:00〜21:00
〔目立ち度〕
〔個性派度〕★★
〔見られてる度〕
〔主な番組〕
・スペースシャワーTVのランキング
〔主な広告〕
警視庁/小倉優子ニューシングル/PS2/警察庁 など

〔印象〕
秋葉原の電気街口を出ると出迎えてくれる電脳都市の象徴である。もっとも街の個性をいかした番組になってるかと思いきや以外と普通だった。ただ、みんなほとんど画面を見ていない。秋葉原に来る人々は目的がはっきりしているので、広告なんかにボンヤリ目をいかす必要がないからだろう。みんなあまりにもビジョンを見ないので逆に風景の一つとしてとけ込んでいた。

 

5.スーパーライザ渋谷/Q’s Eye/109フォーラムビジョン

広告が生み出した街、渋谷。


街頭ビジョンのメッカ、渋谷。駅を降りるといきなり3つのビジョンが出迎えてくれます。
一番左、センター街の入り口にあるのが「スーパーライザ渋谷」。
真ん中の大きなビジョンが「Q’s Eye」。渋谷のランドマークだ。
一番右にあるのが109ビジョン。

渋谷スクランブルの信号待ちの風景。みんな思い思いの方向を向いているが、2/3は3つの内のどれかの画面を見ています。
スーパーライザ渋谷/Q’s Eyeほか(渋谷スクランブル)
〔大きさ〕23.5m×19.00m(Q’s Eye)
〔放映時間〕9:00〜24:00(すべて共通)
〔目立ち度〕★★★★★ (3つもあるから)
〔個性派度〕★★ 
〔見られてる度〕★★★★
〔主な番組〕
・テレビ朝日エンタメニュース
・SPACE SHOWER TV ウィークリーチャート ほか
〔主な広告〕
生茶/PS2/テレビ朝日の番組宣伝/ブルボン アルフォート/SUICA など

渋谷には上の3つ以外にもさまざまな街頭ビジョンがある(有名なものだけで9つ)。渋谷は広告の街だ。

〔印象〕
渋谷に集う人々は広告を眺めている。ほとんど街頭ビジョンを見ない秋葉原の人々と比べるとその違いは歴然としている。先ほども書いたが秋葉原の人々は目的がはっきりしている人が、渋谷に集う人はただなんとなく集まってきているからみんなボンヤリ広告でも眺めているといった雰囲気だ。

 


6. HYPER VISION原宿

読むな、眺めるんだ! イメージで伝えろ!


遠景。(昼)
近景。(夜)

歩行者の様子。結構見ている。
原宿アストロ(神宮前交差点)
〔大きさ〕4.38m×5.84m
〔放映時間〕10:00〜22:00
〔目立ち度〕★★★
〔個性派度〕

〔見られてる度〕★★★〔主な番組〕
・スカパー!J−POPランキング
〔主な広告〕
PUMA/原宿クエスト(ファッションビル)/ブルーノート/東京都/SUICA/映画(ホラーもの) など

〔印象〕
原宿の交差点の騒がしさを演出する街頭ビジョン。街行く人の大半は10代から20代前半。みんな結構ながめている。
が、みんな何か考え事しながら、カップルで楽しくおしゃべりしながら眺めているのでメッセージ性のある広告や、情報の多い広告は向かないかもしれない。雰囲気重視のCMが多かった。



 

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