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談笑しつつも腹のさぐり合い |
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将棋愛好家必携の「将棋手帳」より。棋士には必ず師系があり、ハッシーの師匠は劔持八段(クリックで大きく表示されます) |
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ふだんの将棋道場 |
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──将棋を始めたきっかけは?
父が将棋好きで8歳ぐらいのときに教え込まれたんです。父もけっこう強かったんですが、10歳の頃には実力的に超えてましたね。で、18歳でプロになりました。 |
──五段というのはどれぐらい強いんですか?
最高段位は九段だから、まだまだですよ。一時は勝率でベスト10に入ってましたが、最近負けが込んでるから順位もずいぶん落ちたんじゃないですかねえ。 |
──棋士って給料というかギャラというか、要するにどれぐらいもうかるのかが気になります。
プロ(四段以上)になればふつうのサラリーマンぐらいはもらえます。連盟やスポンサーなどから決まった金額が支給されるのと、あとは対局料とかもいろいろあって。 |
──あんまり奇抜な髪型や服装だと先輩に怒られたりしないんですか? 後ろから駒をぶつけられたりとか。
んー、特ににそういうのはないですね。前は金髪にアフロでしたけど、「あ、ハッシーまたやってるな」ぐらいのかんじで。テレビ中継とかで僕を見た人が「ヘンなやつがいるな」って思って、それが将棋に興味を持つきっかけになればっていう気持ちも多少あるんですよ。 |
──けっこう酒好きだと聞きましたが。
今は無茶な飲み方はしませんが、ハタチぐらいの頃は毎日のように飲み歩いてました。歌舞伎町で酔って立ちションしてたら怖い人に怒鳴りつけられたり。速攻で逃げましたけど。おしっこは止まらないままカニ歩きで。 |
──とりあえずの目標はなんですか?
やっぱりファンレターがほしいですね。去年新人王(『しんぶん赤旗』主催)を獲った山崎さんとかは、バレンタインのチョコが連盟宛にたくさん届いたみたいだし。 |
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