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特集


土曜ワイド工場
 
壮絶!長崎のゴミ収集

はたらくおじさん、はたらくおじさん、
こーんにーちーはー♪

坂の町・長崎では、ちょっと特殊なゴミ収集を行っている。狭い石段が山の上の方まで続いているような地区では、ゴミ収集車が家のそばまで入って来られない。今回はその長崎の特殊なゴミ収集を紹介したい。

私はその日、大変衝撃的な光景を目の当たりにし、感動して鳥肌が立った。こんなすごい仕事をしている男たちがいたとは…!

(Text by T・斎藤

一体どんなゴミ収集なんだ?


坂の町・長崎

長崎は坂の町である。
四方を海と山に囲まれており、平地部分が少ない為、人々は山の斜面に家を建てて暮らしている。(参考記事

典型的なところになると、狭い石段が山の上の方まで続いており、車が入れる余裕など到底ない。


こんな急な階段がいくつも続く

ゴミ収集どうする?

こういう地区ではむろん、ゴミ収集車も入れないが、
ゴミ回収所は普通に、石段の途中途中にある。


階段の途中途中に、ゴミ回収所が

ここにも。ゴミ回収車は入れないが…。

さて一体、どうやってこれらのゴミを集めているのか?

1) ロボットが取りに来る
2) スイッチを押すと地下に消える
3) 放置
4) その他

答えは、4番のその他で、なんと
「ソリを持ったおじさんがゴミを集めて降りてくる」
というのだ。

是非、その光景を見たい

「面白いから、一度見に行った方がいいですよ。」
という知人からのススメもあり、今回は是非、ソリを持ったおじさんが降りてくる場面を見てみたいと思う。
長崎が坂の町とは言え、どこもかしこも急な坂道ばかりではなく、私が住んでる辺りなどではそういう特殊なゴミ収集はしていない。よって私はまだ見たことがなかった。




タンちゃんとペロくんは気球で、私はバスで

早朝、バスに乗って私は目的の場所へと向った。
目的は「ゴミ収集を見る」、だ。


ゴミあった

着いてみると、ゴミはまだあった。

ゴミの人はいつ来るんだろう?

もしかすると午前中いっぱいぐらい待たないといけないかもしれない。そう思ってふとデジカメをチェックすると、バッテリーが切れかかっているではないか。近くにはコンビニは見当たらず、八百屋のようなところで予備の単3電池を購入。ついでにトイレにも行き、戻ってみると…。

目に飛び込んできたもの

20分ほど目を離しているあいだに、すでにゴミが集め終わっていた。

が、その光景がなかなかすごかった。


なんじゃこりゃー!?

そこには大量のゴミ袋が、緑のソリに強引に積み上げられた状態で置かれていた。

高さは人の背丈くらいある。ゴミの塊。
これを運んで階段を下ってきたのか!!


そりタイプ
参考:滑車タイプ

2種類のタイプ

緑色の運搬台には、写真のようなそりタイプと、滑車が付いたものと2種類ある。滑車は平坦な道を転がしていくのに便利だが、傾斜が激しいところではスピードが出過ぎて止まらなくなるため使えない。




何やってんだ自分

しかしそれにしても。
せっかく早朝やって来たというのに、肝心の場面を見られないとは悔しい。というか、愚かだ、自分。

しかも積み上げられたゴミの山を目の当たりにしたら、前よりもさらに見たくなってきたではないか!

ゴミ捨て場にいた泉ピン子のようなおばちゃんに
「ちょっと遅かったみたいね。」
とか言われた。演出のようだ。


こんな階段をあのソリで降りるのか…
と、想像。

ということで、翌日また出かけてみることにした。



 

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