怒られるのか？

先月の５月９日に、「せっけんをコネコネして遊ぶ」というコネタが当サイトで公開された。モスバーガーさんでキャンペーン配布していた「お好みの形にアレンジできるせっけん」を使って、ライターの藤井さんが象を作っていた。

その翌日、モスバーガーの広報担当者から僕のもとにメールが届いた。なんで僕のもとにメールが来たのかというと、僕の会社はモスバーガーさんのサイト制作のお仕事をさせていただいているからだ。

メールの表題は
「DPZコネタ『せっけんをこねこねして遊ぶ。』を拝見いたしまして」

まずい、怒られる。反射的にそう思った。
某ハンバーガーチェーンとか言っといて、思いっきり看板が出てるのがまずかったのか、それとも、一発目の写真がいきなり藤井さんの寝ぼけた顔ってところも問題か、やっぱり、乾燥させた象の鼻がもげたのがいけなかったんじゃないか。
いずれにしても、もう藤井さーん。
と、ネガティブモード全開でメールを開封する。

メールの内容は、
「今回の記事に対して、御社としての見解を！」

という厳しいものではなく、とても好意的な内容だった。

・記事をとても楽しく拝見しました。
・社内でも好評です。
・このコネタの続編記事をお願いしたい。

さすが藤井さん。
藤井さんは以前にも「大人のUFOキャッチャー」というコネタで、パンダコパンダの版権をもつ（株）トムス・エンタテインメントさんが喜んでくれて、グッズをいただいている。（詳しくはこちら）
何と言うか、企業のツボをつくのがうまい。

という訳で、デイリーポータルから、林さん、べつやくさん、藤井さん、古賀さんと僕の５人が参加してせっけんで作品を作り、モスさんの本社に展示していただける運びとなった。

何故本社で展示なのかというと、モスさんでは、地域貢献活動の一環として、近隣の小学校にこの「モスのせっけん」をプレゼントしていて、小学生が作った作品を本社に展示しているらしく、今回僕たちが作る作品もそこに並ぶ訳だ。

小学生に負けないものを作りましょう。
大人５人、強い決意とともに、モスさんの本社にお邪魔した。