テーマはエコロジーですから

当日は、モスフードサービス広報室の松田さんが対応してくれた。
会議室に通され、林さんを筆頭にライター陣が名刺交換をしていくが、モスバーガーのロゴが印刷された名刺に女性陣が騒ぎ始めた。

「わあー、モスだ！」

コーヒーの紙カップにモスのロゴを見つけて

「わあー、こっちもモスだ！」

モスのロゴを前に反応が小学生の様になっているが、ちょっとモス、モス言い過ぎじゃないか。例えば僕の家に人が遊びに来て、表札とか、郵便物を見て「わあー、こっちもスミだ」って言われたらどうだろう。そりゃあスミだし、呼び捨てかよ。って思うだろう。
それでも、松田さんはニコニコしていたので少し安心した。

早速、１人１個ずつせっけんが配られる。まずは１個ずつだが、予備として段ボール箱いっぱいのせっけんを用意してくれていた。これ全部使ったら冷凍マンモスくらい作れるんじゃないだろうか。見てないから大きさ分からないけど。

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最初に松田さんからせっけんについて軽く説明があった。
このせっけんは、モスバーガーのお店から出た使用済みの食用油を使って作られたリサイクル商品で、環境への取り組みという意味もある。ケースの裏側に作り方の説明を印刷したのも、出来るだけ紙を使わない考慮から。
おいしいモスバーガー作りに役立って、その上せっけんになっているという。油、大活躍である。

袋からせっけんを取り出し、みんなでこねこねしてみる。コネコネ。意外とやわらかい。

ただこねているだけでも楽しいが、何かを作らなければいけない。

「全員で一つの物を作るのはどうでしょう」
「パーツパーツを分業して？」
「そういう方が楽しいでしょ」

何を作るか、しばしブレストした結果、

「やっぱりZ君ですかね」

という事になった。
リサイクルとか、環境への取り組みとか、説明してもらったのに、全く関係なく当サイト公式キャラクターのZ君を作る。

デイリーポータルZなりの環境へのアプローチとお考えいただければ、幸いです。