俺たちの考えるガチャガチャはこれだ

古賀作／不器用ながらになんとかZくんになりましたよ

結局、当初の目標であった一人40個というノルマは誰一人としてこなすことができなかった。やってみて分かったのだが、一つ一つを作るのに結構時間がかかる。改めてもの作りの大変さを痛感だ。

ガチャガチャの中身は縫いぐるみ

乙幡さんはある一つのモデルをぬいぐるむのに何と３時間もかけていた。作ったのはMSNの人形。何だろうと思われた方、これ、これですよ！

乙幡作／じゃん。MSNのあの人。チーズ鱈とともに

そう、MSNメッセンジャーで現れるあの人だ。マイクロソフトの方もまさかぬいぐるみにしようとは思うまい。この仕事ぶりには参加者全員がうなった。さらにもう一つ。

ん？

「何ですか、これは」
「何って６Pチーズですよ」
「ああ！」
「あとで自宅で実物見てラベルも張りますから」

なお、乙幡さんはこの他にも引き続き自宅で暇を見つけてBB フェスタに持っていくガチャガチャ用ぬいぐるみをぬいぐるんでくれるとのこと。「ぼんちりとか、しいたけとか、作りたいですねえ」期待してます。

ガチャガチャの中身はプラ板

続いて次々プラ板を焼き上げていたべつやくさん。机の上には大量のウミウシが。おや、ウミウシの他に何か別の生き物が増えてるじゃないですか。

「これは……？」
「ウツボです」
「ウツボ。」
「はい。ウツボ」

べつやくさんの心の中のガチャガチャからは主にウミウシかウツボが出てくるらしい。いや、でもウミウシなのに、ウツボなのにむちゃくちゃにかわいい。乙幡さんと古賀で「欲しい欲しい」を連発。

ガチャガチャの中身は粘土細工

粘土をこね続けた林さんは今回「勝ちにいく」と宣言済み。どれだけかわいいものを生産しているのか。

「いやー、実は今いろいろと忙しくて。精神状態がダイレクトに作品に反映してます」

確かに作業中もひっきりなしに携帯などで仕事の対応に追われていた。そんな精神状態がいちばんよく現れているのではないかという作品がこれ。

確かに見れば、どう紹介していいのか分からないような作品もある。特にあれこれ突っ込まず、淡々と紹介します。

俺たちの考えたガチャガチャ、どうでしょうか。自分ルールで製作したとはいえ、これ、ガチャガチャの中身として成立しているでしょうか。だんだん心配になってきた。

心配だ

でも考えてみれば正規のガチャガチャの中身だってよっぽど自由度が高い。フィギュアがあれば、手品グッズがあれば、マメ本があったり、マグネットがあったり。元々正解がないのがガチャガチャの世界なのだ。

自由度の高いガチャガチャの世界。私ももっと器用になって俺流満載のガチャガチャを作ってみたいと思い……ま、す（はぎれ悪し）。