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特集


ひらめきの月曜日
 
粘る食べ物選手権
肉は今回出番なし。粘ったら大変だ

夏といえばスタミナ。

そう、体力が失われがちなこの季節、私たちの体はスタミナを欲している。
肉や鰻でスタミナを補充するのもいいが、今回は粘る食べ物に注目してみたい。あれは一体なんなんだ。そして、どこまで伸びるんだ。

というわけで、各界の粘り自慢の食品を一堂に会し、同じ種目で、その技を競わせることにした。

2005年、夏。粘り選手権の開催です。

高瀬 克子


粘りの何が体にいいのか

調べてみると、どうやら粘りの正体は「ムチン」という成分らしい。

ムチン。…あまり聞かない名前である。

しかしムチンを含む食品を探してみたところ、あるわあるわ、納豆、レンコン、オクラ、山芋、モロヘイヤ、なめこ、うなぎ、どじょう…と、スタミナ食と言われるもののオンパレード。

ちなみに効能は
・粘膜保護作用
・カルシウム吸収促進
・血糖値の上昇抑制効果
・コレステロール値低下
・たんぱく質などの吸収を助ける
等々…とある。

先日の健康診断で「尿からタンパク出てます」と再検査を言い渡された私にこそ、うってつけの成分であろう。まったく、「高カロリー飯」なんて食べている場合じゃなかった。ムチンだ、ムチン。

というわけで、さっそくムチン代表選手団に登場してもらいましょう。


これがなくては始まりません。優勝候補
野菜界の長距離(粘り)ヒッター、オクラ
地下部門から、まずは長いも
それから、大和いも
海の世界からは、ご存知、めかぶ
特別枠で出場は、昆布とナメコのペア

それぞれの世界から力自慢が集まった。期待が持てる顔ぶれに、今年の大会のレベルの高さを感じる。(来年やる予定はありませんが)

というわけで、さっそく競技、スタートです。


 

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