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特集


はっけんの水曜日
 
神田川の分水路をゆく
この中に入ります。

東京の神田川を眺めていると、たまに地下トンネルへの入口のような穴がぽっかりと開いていることがある。分水路の入口だ。

分水路というのは地面の下に作られた人工の川で、道路で言うとバイパスのような役割があるらしい。つまり、台風などで増えた水量を吸収し、洪水をふせぐ目的がある。

ただし、いまはそんなことはどうでもいい。

あのまっくらな穴の中に入ってみたい。

なんだか洞窟の探検みたいでおもしろそうだ。中はどんなふうになっているんだろう。そして出口はどこに抜けているのか?

長年の夢を実現してきました。

(text by 三土たつお

ロープを操る海の男。かっこいい。

プロの方の船に乗せてもらう

じつは、神田川の分水路には以前ちょっとだけ入ったことがある。

個人的に、神田川を手こぎのゴムボートで遡ったことがあって、その際に入口から中をのぞいてみたのだ。水路は奥のほうまでずっと続いていて、しかも明かりがまったくないので本当にまっくらだった。

暗くて怖い、なんて感じたのはこどもの頃以来だけど、とにかくそのまま引き返してしまった。

そこで、今回はそんな失敗のないよう、プロの方の船に乗せてもらうことにした。

案内してくださるのは勝どきマリーナの渡辺さん。小さな頃からずっと海や川に親しんでこられたとのことで、取材中、何をお聞きしてもすぐに分かりやすく教えてくださった。

頼りになる方です。


勝どきマリーナ

東京都 中央区 勝どき 3-15-3
電話: 03-3531-7833
URL : http://www.kachidoki-marina.com/

 

さっそく出航

勝どきマリーナのある勝どきから隅田川に出て、神田川へ向かう。

→地図

以前は手漕ぎでえっちらおっちらと進んだけど、今回はちゃんとしたモーター付きのボートに乗せていただいた。川にでると、さすがに速度が違う。時速は30kmくらいか。

よく晴れて暑い日だったけど、風が涼しくて、気持ちいい。

うーん、いいなあ、舟。


今回乗せていただくモーターボート。
浜前橋の水門をくぐって出発します。
隅田川で見かけた動物たち。カモメと、
クロサギ。

 

隅田川から日本橋川へ

佃大橋を過ぎたところで左に折れ、日本橋川(正確にはその支流の亀島川)に入る。

→地図

日本橋川は、箱崎付近から日本橋、神田橋などをへて、水道橋のあたりで神田川に合流している。おそらくは用地取得の都合で、そのほとんどの部分が首都高速に覆われている。

たしかに空は見えないけれど、これはこれで結構すてきな景色だ。まるで水の都に来たかのようでもある。


江戸橋ジャンクション付近。見上げる首都高はけっこうきれい。
これは日本橋。
上越新幹線ガード下。ベネチア風味だ。

 

水色の小石川橋の下に見えるのが分水路の入口

そして神田川に到着

しばらくすると、日本橋が神田川に合流する地点までやってきた。

→地図

ここにも、いきなり分水路の入口が待ち構えている。さっそく入ってみたいところだけど、まずは落ち着いて、他の分水路の入口をチェックして回ることにしよう。

 

こっちが河口(お茶の水方面)の方向です

河口付近まで見て回る

というわけで上の写真から向きを右側(下流側)にかえて、神田川を下ってみる。

たしか水道橋駅の近くと、秋葉原のあたりにも分水路入口があったはずだ。位置を確認しに行ってみよう。



 

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