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特集


ひらめきの月曜日
 
距離を置きつつ一緒にお出かけ

まだそれほど親しくない友人と二人ででかける、というシーンでよどみなく会話をつなぐのは難しい。

友達だけに、仕事でするような社交辞令的会話を展開するのも気が引ける。どうしてもおとずれる沈黙の時間。気まずい。

でも、せっかくの友達なので一緒に出かけたいじゃないか。あの気まずささえ避けることができれば……。

そうだ。一緒にでかけるといっても、微妙に離れて行動すればずっとしゃべっていなくても大丈夫なんじゃないだろうか。そう、常に10m〜20mぐらい離れて行動するのだ。

今回は、「一緒にお出かけ」という行動に一石を投じる試みです。

(text by 古賀 及子

まだそれほど親しくない友人・宮城さん

一緒に、しかし、常に距離をとっての二人行動。この新しいお出かけスタイルを、今回は自分で体験検証してみたい。

問題は肝心のお出かけ相手だ。「まだそれほど親しくない友人」にお願いしなくてはならないが、何しろ「まだそれほど親しくない友人」だ。意図の説明が難しすぎる。せっかくの親しくなりかけていた友情が崩壊する恐れもある。

そこでご登場願ったのが、エアギターの人、宮城さんだ(特集「エアギター入門」で登場)。BBフェスタへの協力などでお世話になっているものの、プライベートなことのいろいろを話すまでにはいたっていない。

BBフェスタ大阪会場にて顔ハメパネル体験中の宮城さん

激しいエアギターのプレイからは想像がつかないが、普段の宮城さんはとても穏やかでまじめな方。これをきっかけにぜひ仲良くなりたいと思いお願いしたところ、快諾してくれた。

今や“エアギターの人”として話題の宮城さんだが、もともとはウェブマスター林さんによる特集「微妙な仲の人とみかん狩り」がデイリーポータルZ初出演だ。「微妙な仲の人」として2回目の登場である。

「エアギター」と「微妙な仲の人」を主に担当する宮城さん。デイリーポータルでは「ネタが尽きたら河原へ行け」というのが定説となっているが、宮城さんという存在が第二の河原となりつつある。

距離をとりつつ一緒に行動する方法とは

パートナーが決定したところで、このお出かけの運営方法をご説明したい。距離をとりつつ、しかし「一緒に」行動する方法として、今回は双眼鏡とトランシーバーを用意した。


双眼鏡は100円ショップでゲット。トランシーバーはおもちゃ屋さんで。無駄にかわいい。

うそ携帯タイプ。コールボタンを押すと相手を呼び出せる仕組み

双眼鏡で常にお互いの位置を確認し、連絡はトランシーバーで行う。必要のないとき以外は会話をしなくていい寸法だ。早速このグッズを持ち、宮城さんの待つ新宿へと向かった。

よろしくお願いします

宮城さんは忙しい仕事の合間を縫って来てくれた。会って思い出したのだが宮城さんは目立つ。とても、目立つ。

すっかり見慣れてしまったため忘れていた。ヒゲといい、ちょんまげのように長髪をお団子にした髪型といい、強烈に分かりやすい。
「確かに遠くからでもすぐに見つけられますね」とご本人もいう。今回の試みにはぴったりだ。

トランシーバーの調子、確認中

トランシーバーは雑音も聞こえるものの、10メートルほどだったらなんとか声が聞き取れた。

古賀「おお、聞こえますねー」
宮城「ええ、聞こえますー」

うふふ、うふふ、と流れる和やかな時間。しかし、しばらくすると喋ることがなくなってきた。

いかん! 気まずくならないうちに距離をとらねば。

古賀「じゃあ、離れましょうか。私が後からついていくので、宮城さん先に行ってください。」
宮城「あ、はい。じゃ、お先に」
古賀「あの、離れていても一緒ですから」

なんだか遠距離恋愛カップルの会話のみたいになりながら、ばたばたと、ミッションスタートです。

離れていても一緒ですよ

 

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