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特集


はっけんの水曜日
 
気化熱で安く涼む装置を作ってみる

水の扱い方をまたひとつ知る

いったん空のチューブを接合したあとに水を入れようとしたのだが、なかなか水が入っていかない。内径が狭いため、間に空気が入るとその隙間が埋まらず、また180度のカーブにくるたびに水流がとどこおる。


蛇口の水を細くしてもだめ。

なので、チューブを全部外し、まっすぐに伸ばしてから注入するも失敗。やはり内径の狭さが相対的に表面張力を強くしているのか、なかなか水が入っていきません(このへんの理論は自信がない)。

全部イチからやりなおし。1本ずつまっすぐに伸ばして水を最初に入れておき、グルーガンの糊でフタをしてから網に接合していく。


結局このように1本1本吸っていくのが一番いい方法でした。職人的風景。

駄菓子にこういう細長いゼリーありましたね。

この「ストローチューブ」、水を入れて密封しただけなのに、持つとプルプルふるえて妙にいとおしい。そして、触れるとなんとなくひんやりしている・・・ような気がする。


このゼリーもとい水チューブをまたグルーガンで糊付け。

「ストロー冷風扇」、いろいろてこずったが、完成。計27本のチューブ+100円の魚焼き器。値段にして210円(税込み)。イニシャルコスト210円に足すことの、ランニングコストはなんと0円である。少しでも涼が得られれば、ママのお財布も大満足なコストパフォーマンスだ。では検証してみよう。

「空き缶冷風機」は、デイリーポータルZのふるさと、河原にて4ページ目で検証しますので、瞠目して待て!いやお待ちください。


 

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