秘密を探りに
というわけで鯖くさらかし岩に登ってみようと思ったものの さて、一体どこから攻めたらいいものか?
岩の右側からは、こんな感じ。
写真だとまるで断崖絶壁、絶対無理という感じだが、 デコボコに手足をかけていけば、なんとか登れないこともなさそう。が、風が吹いたら飛ばされそう。
落ちたらマジで死ぬと思うので、ここから登るのは諦めた。
ということで、左側を見てみる。 左には竹藪が広がっており、階段のようなものも見える。とりあえず、ここから登り始めてみるか。
が、ちょっと登っただけで、この藪。
一応こういうことも想定して長ズボンをはいて来たし、サンダルではなくブーツも履いて来た。が、ちょっと分け入ったあたりでスズメバチがブンブン飛んでいるのが見えた。
ダ、ダメだ。スズメバチはNG。
あっさり引き返し、 別ルートを探るべく、車で山の裏手へと回ることにした。
裏手に回ると
裏は正面とは打って変わって近代的な設備のホールやら立派な公園やらが広がっていた。
歩道も整備されているので、 優雅に鯖くさらかし岩に近づくことができそうだ。 てくてくと歩いてゆく。
途中で展望台があったので、登ってみた。 独身の男女を集めて、こういうところで飲み会やったら、数々のドラマが展開しそうだな。などと、どうでもいいことを思わず考える。男女7人サバ物語。
驚愕の新事実が発覚
息を切らせながら階段を登る。 一番上まで辿り着くと、そこで私は信じられないものを目撃することとなった。
そこにはなんと、鯖くさらかし岩が転がり落ちた時のための「交換用パーツ」と思われる、巨大な予備の岩が置いてあったのだ! 「よ、予備サーバー!?」 思わず口ずさむ私。
大きさがわかるように、セルフタイマーを使って岩の前で自分撮りをする。
ん?
ポーズがおかしいのは、この時蚊の大群に襲われたためだ。私の周りを20〜30匹ほどの蚊が飛び回り、バシバシ刺してくる。こ、これはたまらん。
慌ててカバンから携帯型の電池式虫除けを取り出すものの、焼け石に水。大量の蚊の前に成すすべがない。
仕方がない、いったん退散だ。
ひとまず引き上げ、蚊対策を万全にしてから 上の写真に写っている柵を乗り越えて鯖くさらかし岩に近づいて行きたいと思う。