●ジュエリー路線はどうか?
次に、指輪とかネックレスとかのアクセサリーを模倣することで、何かを学べないか探ってみよう。
うちは私もかみさんも普段アクセサリー類を一切身につけないので、我が家にはほとんどその手のものがない。が、それでも引き出しをあさってみると幾つか出て来た。
まずは、真珠のピンが入っていたケースから。 モコモコした手触りのケースからして、既にちくわ界の常識を逸脱しているが…。
開けるとこんな
幸運を呼ぶ、幸せのちくわ。 身につけることで美しく、幸せになれる。
いや、ちくわは身につけない。
ちくわの輝き
……………。
えっと、次に行きます。
●ネックレス?
次は、細長いケース。中身はネックレスだろうか?
ネックレス?
いいえ、ちくわです。
中身はちくわだ。 ちゃんと箱の中でズレないようバンドで両端をおさえてある。いや、そんなことはこの際どうでもいいか。
………。
後でこの写真を見たかみさんが、 「え゛え゛え゛ーっ!! ラップで包まないで直にやっちゃったのーっ!?」 と憤慨していた。
ご、ごめん。配慮が足りなかった。 が、さらにもうひとつ、やってしまったのがあるんだ…。
●二人のためのプレミアム記念ちくわ
結婚するとほとんどの場合、結婚指輪を作ると思うのだが、その新しい提案を。
もう、この先は書かなくとも だいたい想像がつくと思うが…。
紅白の箱の中には2つのリングが。 いや〜、めでたい。
お値段はふたつで64000円で、中に仁丹がこっそり埋め込まれています。
何か違う
違う。全然、こんなんじゃない。 私はこんなパロディみたいなものをやろうと思ってこの企画に取り組んだわけではないのだ。
もっと真剣に、商品価値を高めるパッケージとは何なのかについて考えたかったのだ。
次のページでは初心に帰って考え直します。