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特集


フェティッシュの火曜日
 

ハードコア計測器

計測器のフジロックフェスティバル

計測器が大好きである。

もやもやしたものをパキっと数字で表してくれるのが心地よい。

これまでも角度計測器専門店をとりあげてきたが、今回は計測機器の展示会で出会ったハードコアな計測機器をとりあげたい。

熱気あふれる会場から、興奮のレポートをお送りします。ひとりっきりの空気は感じてますが、気づかないふりをして進めます。(林 雄司

風船にセンサーを近づけると…。

このように分かるわけですね(数字の意味は分かってない)。

なんでもわかるぞ計測器

そんなものまで分かるんですか!というのが計測器の醍醐味だ。

左の写真は風船から漏れるヘリウムの量を量っているところである。風船をもらってきて家においておくと数日でしぼんでしまうだろう。あれは風船の表面の小さな穴からヘリウムが漏れているからなのだ。

「からなのだ。」と偉そうに書いているが説明員のかたのセリフをそのまま書いただけです。

こどものころに誰もが体験するあのがっかりの原因を突き止めてくれる装置である。もちろん、風船用じゃなくて配管の漏れなどを検査するためのものでした。

風船の場合はもういちどもらってきたほうが安いと思います。

ワックスなしだと 4 。ケッ。
ワックスしたほうは14。イエー!

ピカピカ具合も分かるぜ

今回危なく買ってしまいそうになったのがこの光沢計だ。59,800円。

どれぐらいピカピカかを数字で指し示してくれるのだ。車のワックスがけやデパートの地下の床のワックスがけでピカピカになったかどうかの判断に使われているそうである。

「班長がこの装置を持っていて、だめだと、『もういちどやれー』ってことになるんです」

とは説明してくれたかたの言葉である。僕がワックスをかけるほうだったらかなり恨めしい装置に違いない。

しかし、これがあれば「デパートの床ピカピカ選手権」とか、「おでこピカピカチャンピオンシップ」とか記事が5本ぐらい書けそうである。そう思うといまもかなり揺らぐ。

ほしい。

 

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