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特集


はっけんの水曜日
 
ジーパンにダメージを与える

久しぶりに新しいジーパンを買いに行った。長年履いてきたやつがついに破れたのだ。僕は基本的に貧乏性なので、履き潰すまで履いてそして買い換えることが多い。なので今回もざっと2年ぶりくらいの更新だ。

新しいジーパンのあのごわごわした感触が好きなのだ。それを徐々に体になじませていく過程もたまらない。2年ぶりに再会する小さな幸せを探しにジーンズショップへ行ってみた。

そしたらびっくりした。すでにびりびりなのだ。

そう、ダメージデニムというやつだ。新品なのに中古加工されたジーパン。こういうジーパンは以前からもちろんあったが、最近の破られ方は少々過熱しすぎな気がする。しかし丈夫なのが売りのはずのジーパンが、いったいどう生活したらこんなことになるのだろうか。試してみることにした。

安藤 昌教

物が無くなる魔法のポケット。

そろそろ買い替え時です

ジーパンはかつて開拓者達がキャンバス地で丈夫なパンツを作ったのが始まりと言われている。そう、ジーパンは丈夫なもののはずだ。

僕のジーパンもかれこれ2年くらい履いているがほとんどダメージはなかった。だけど最近になってポケットが取れた。どうってことないや、と思っていたが履いていくうちにこれは不便だということに気付いた。無意識で入れた携帯とか財布とかが落ちるのだ。

おれのよりぼろいぞ。

これはそろそろ買い時だろう、と思い久しぶりにジーパンを買いに行った。

そうしたらどうだろう、僕の履いているやつよりもぼろいのがたくさん売られているではないか。お金払ってレベルダウンとはこれいかに。

 

ほんとびりびりです

しかもそのぼろさが半端ではない。ひざからももからすねにいたるまで、とにかくびりびりなのだ。僕のジーパンは2年履いてもポケットが取れただけなのに、いったいどういう生活をしたらこういうことになるのか。


ここまで破れるからにはかなりのダメージを負ったに違いない。
交通事故だろうか。
カギ爪で引っかかれたような痕まである。
こちらは鋭利なもので何度も突かれたか、もしくは散弾銃で撃たれたような跡。
裾だってぼろぼろだ。引きずりすぎだろう。
ペンキのかかりかたも尋常じゃない。
しまいには適当に当て布。

破れすぎだ。丈夫さが売りのジーパンがここまでダメージを受けるからには中の人はどうなっている設定なのか。おそらく血まみれだろう。ならば血痕も付けとくべきだ。

いったいどのくらい激しく着用するとこうなるのか、実際に履いて試してみることにした。

 

ごわごわしています。

ぼろいやつの方が高い

ということでまったくダメージのないジーパンを買ってきた。まだ糊がついていてぱりぱりのやつだ。

それにしても驚いたのはその価格設定。びりびりのジーパンの方がぴかぴかのやつよりも高いのだ。車とかならありえない話だろう。

ポケットも取れていないし。
すそもひざもぴかぴか。

今回は実際に履きながらこのジーパンにダメージを与えていきたい。果たしてどの程度の生活をすると売られているくらいのずたぼろさになるのか。

さてなんだかいやな予感がしてきました。



 

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