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特集


はっけんの水曜日
 
酉年の終わりに幻の鳥を見に行く

この季節になると一気にスポットのあたる動物がいる。干支だ。ちなみに来年の干支は犬。年賀状には犬の写真やらイラストやらがこぞって使われている。

だけどなにか忘れていないか。

そう、実はまだ酉(とり)年だということを。みんなすでに2月くらいには忘れてしまっているのではないか今年の干支を。ちやほやとスターダムに押し上げておいてすぐに忘れる、悪いくせだ。ということで遅ればせながら酉年の最後にもう一度鳥にスポットをあててみたいと思います。

安藤 昌教

沖縄の象徴です。

どうしても会いたい鳥がいる

そもそもなぜいきなり鳥なのかというと、僕にはどうしても見たい鳥がいるのだ。それは沖縄本島北部にのみ生息する天然記念物、ヤンバルクイナ。

沖縄で生活していると、さまざまな場面でヤンバルクイナの話題を耳にする。ヤンバルクイナが道で車に轢かれました、なんてニュースもしばしば。

だけど本物は一度も見たことがない。これは酉年のうちになんとか見ておかねばならないだろう。

図書館にて。

しかし珍しい鳥だということ以外に知識がまったくない。やみくもに探しまわる前にヤンバルクイナについて調べてみることにした。

本で調べたり。
専門家にお話を伺ったり。

 

わかったこと

図書館で調べたり、かつて沖縄で動物の研究をしていたという方に話を伺ったりしながら情報を集めた。

その結果わかったこと。

・ヤンバルクイナは1981年に発見された
・生息地は沖縄本島北部(ヤンバル地方)に限られる
・現在の個体数は1500羽〜2000羽前後
・人間の持ち込んだマングースや野良猫に食べられ減少
・森林の伐採により棲みかも減少
・(偶然見つかることもあるが)昼間はめったに見られない
・夜は木の上で眠っているので、それを探すのがよい
・だけどほとんど見つからないよ

細かいデータ以外は予想通りといえばその通りだった。どうしたらみられるんですか、とうい素朴な質問に「根気ですね」とすんなり答えられた。

これで確信した、ヤンバルクイナはめったに見られるものではないのだ。とくに野生のやつは。




 

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