今夜は祝勝会なので
優勝したので今日はひとつ祝勝会でも催そうと、スーパーに入る。もちろん、でかいキー持って。
すると、入り口でワインの試飲をやっていた。アルバイトの女の子に声をかけられる。私の抱えるキーを見て、「えー、それなんですかぁ?」
いや、これはね、と、へどもどしていると、「えー、当たったんですか?ほんとに?すごーい!すごいですよぉ!」と、想定外のツボっぷり。
自分がおじさんだったらお店に通いつめてしまうくらいのホスピタリティ。その盛り上げように惑わされて気づかなかったが、「彼女、このキーの意味、わかってて盛り上がってるんだろうか?」
赤と金のリボンを巻いてあるので「何か当たったんだろう」とは思われたのかもしれないが、これが「あのでかいキー」という、大いに意味のあるオブジェクトであることに、果たして気づいていたのだろうか。もしそうなら見所がある。心配なところもあると言える。
はっ!うまそうなお惣菜を普通に選んでいた。これではピエロ、サンタに続いて「ゴルファーになって何もしない」特集になってしまう。さあ、めでたいものを買いにいかないと。