クチバシは人間の爪と同じ「角質」から成り、上下のあごが発達してできたものだ。発達の中途で、この「隙間」はどうやって形成されていったのだろう。確かに、口の開閉時にはこの隙間がアソビとなって、うまい具合に動けるように見える。
オオオオ
さて次は着色だが、ここのデザインはぜひ、大好きな「オニオオハシ」でいこうと思う。上左の写真の種類だ。ブラジルの国鳥でもある。ちなみにブラジル語では「tucano toco (トゥカーノ トコ)」、和名では他に「オオオオハシ」とも言うそうだ。
「オオオオハシ」。「オ」の連続を嫌って「オニオオハシ」になったというが、それは無論そのほうが妥当だろうと思う。「大奥 (オオオク)」「大女将 (オオオカミ)」など3つ並ぶのも言いにくいのに、まだその上があったとは。
授業で突然先生が「この鳥はー、オオオオハシと言ってー・・・」などと言い出したら、私はきっと少なからずたまげると思う。 |