何かとお世話になっている上野動物園にやってきた。
本サイトがお世話になる場所はいくつかある。多摩川河川敷、東急ハンズ、そして代々木公園などなど。上野公園はたぶんそれらの中でも5本の指には入ることだろう。
そんなわけで、ハシビロコウたちのいる場所ももうすっかり頭に入っている。不忍池のふち、フラミンゴ舎のとなりにいるはずだ。
そして、はたして彼らはそこにいた。
凛としてたたずんでいるようにも見えるし、単に何にも考えていないようにも見える。いずれにしても動かない。
でもそれは実時間のスケールだからそう見えるだけなのかもしれない。じっさいのところはどうなのか、微速度撮影で確かめてみよう。
ハシビロコウは本当に動かないのか
早回しの映像をみると、ハシビロコウも結構動いているのが分かる。むしろ落ち着きがないといってもいいくらいだ。
たまたまじっとしていない場面に出会っただけかもしれないけど、それなりに面白い発見といえるんじゃないだろうか。
わかったこと
・ハシビロコウもけっこう動く
でもまあ、そりゃ動くよなとも思う。なにせ動物だもの。
ここまでは、カメラを固定してじっくりと対象を捉えてきた。まあそれが本来の微速度撮影の目的でもあるのだけど、次は視点を動かしたものを撮ってみよう。
たとえば、朝の通勤の風景。電車に乗って会社に着くまでのようすを撮影して早回しで見てみることにする。
死ぬまぎわに見るといわれるプチ走馬灯みたいな景色になるんじゃないだろうか。
通勤風景を走馬灯のように振りかえる
目が回る感じではあるけれど、まあ一応は分かる。
地下鉄なので外は真っ暗
今回は15分の映像を15秒に縮めたので、その倍率は60倍。
もし100歳まで生きたとし て、死ぬ間際にその一生を15秒にまとめた走馬灯を見たら、その圧縮率は約2億倍だ。小学校6年間の思い出も1秒半で振り返ることになる。
・死のまぎわに見る走馬灯の上映時間は15秒では足りない。