「この曲は、
自分はヨシダプロって名前で
呼ばれているんですが
そんな自分の存在意義を
内面に問いかけてみた作品です。
曲調はサンボマスターです」
「そういやあんた
ヨシダプロって名前らしいですが、
そもそもいったい何のプロなんですか?」
「いや僕もじつはよくわからなくて、
なんか学生時代にある友達が
たまたまそう呼んでくれたんです
だからそれでいいかなぁって、
その後そのまま」
「へぇ」
「でもまぁ現在の僕としては、
「プロ」が意味するところとしては、
やっぱりプロイセン公国が一番近いかなぁ」
「え!よりによってそれですか」
「そうですね。
ホーエンツォレルン家萌え〜です。
「そんな世界史ネタ誰もわからないですよ」
「えっ、
みんな世界史じゃないの!?
…日本史?」
「いやそんなみんな
文系だって決めつけないでくださいよ。
この受験マシーンが」
「うるせぇてめぇぶっとばすぞゴラァ」
「あらやだ。
あんた何でも
暴力で解決するのはダメよ」
「か、母さん…」
「そうだよ、よくないよ岬くん」
「翼くん…」
「! いま翼くん出てきてませんでした!?」
「そうです。スタンドのヨシダツバサくんです」
「あぁそうですか。
じゃぁもうどうでもいいです。
じゃぁもうこの辺で
このインタビューも終わりにしたいと思います」
「来週も絶対見てくれよな!!」
「カカロット…」
「もういいですけど、
それアニメのドラゴンボールの
次回予告の最後に言われるフレーズですよねぇ
そんなの誰も覚えてないですよ」
「ごめん」 |