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特集


ひらめきの月曜日
 
単色弁当

春、ピクニックシーズン到来だ。日頃料理をしない私だが、この季節はお弁当なんか作ってみたくもなる。

さて、お弁当といえば彩りである。とかく揚げ物ばっかりで茶色になったりしがちだが、美味しそうに見せるため、ふつうの食事以上にカラフルにするのがよしとされている気がする。

が、せっかくたまのお弁当づくりだ、今回は彩りを全く排除して、一色だけでお弁当を構成してみようと思いついた。

白、赤、オレンジ、緑、黒、いち弁当につき一色のみを使ってお弁当を作りました。(text by 古賀 及子

弁当の突然変異か(マウスオンで各お品書きが出ます)

白弁当、材料はこいつら。白い

茶色くなっちゃうから焼き目も禁止で!

食べても食べても白い

ああ、黄色!

2食目は赤いお弁当!

まずはルールのご紹介から

というわけで、初日は白のみのお弁当を作ってみた。食べた感想に移る前に、まずは製作にあたるルールをある程度考えたのでご案内させてください。

1、単色とはいえ、栄養バランスにはなるたけ気を配る(ごはんのみ、肉のみで構成しない。)。炭水化物とおかずで構成する。

2、食事時は飲み物も同系色でそろえ、別の色の物は一切摂らない。

3、食紅などで人工的に色をつけない。

「栄養をバランスよく取るため毎食に5色を取り入れよう!」なんていわれて、茶色のものばっかり食べていると罪悪感さえ感じたりするものだが、今回ばかりは本気で指定の色だけを食べる。

そうして手始めに作ってみた白のお弁当が上の写真である。

第一のお弁当、白べんとう

白だけ! という縛りのおかげでメニューはかなりサクサク決まった。その日のおかずを何にするかってよく聞く日常の悩みなわけだが、色が決まっているとラクだ。

ただし、白くするためはんぺんにもエノキに焼き目は厳禁である。調理時はそのあたりを注意した。それでは、食べてみましょう。

パカ。お弁当箱を開ける。白い。分かっているのにちょっとビックリだ。それにしても白い。

そして食べた結果である。

白いお弁当の感想

・食べた気がしない
・飽きる
・途中でどうも食べ進まなくなる

そう、なんだか、おいしくなかったのだ! 彩りも味わいのひとつであることは分かっていた。けれど、うずらの卵である。はんぺんである。チーズである。そして白いご飯である。全部大好き食材だ。なのに!

これはショックだった。真っ白なので、なんだか気色の悪ささえ感じてしまった。全く予想外の結果だ。思わず、ふだんは一口で食べるウズラの卵をかじってなかの黄色を確かめた。

やはり 味わいはかなり目で楽しんでいる部分が大きいんだろうか。

食べ物を色紅で青くするライター大塚さんの企画「青くする実験」では、食べ物が青いことで生理的に受け付けなくなっていたが、今回は普段食べつけているおかずたちである。なのに。驚きつつも、明日は赤食材で作ってみようと思う。はらはら。



 

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