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フェティッシュの火曜日
 
うちのジョンをHMVにする


HMV―世界的に展開しているレコード店であるが、もう一つ、「His Master's Voice」という絵を指してもいる。蓄音機に不思議そうに耳を傾ける犬、ニッパー君が描かれている、日本ビクターのマークでもおなじみのあの絵ですね。

私はあの絵、そしてあの犬が大好きだ。亡くなった元の飼い主の懐かしい声に聞き入る犬。こうやって書いてても涙が出てきそうである。なんていじらしいんだ。

ぜひ生でその忠犬ぶりを見てみたい。そう思った私は、手っ取り早く友人宅のジョンを「HMV」に仕立てることにした。さあ!ジョン。お前もHMVを目指そうぞ。

乙幡 啓子

きっかけは雑誌の付録

なぜ今そんなことを言い出したかといえば、きっかけは、学研の「大人の科学マガジン」である。

2004年12月号の付録が「レコード盤 録再蓄音機」だった。自分の声などをレコード盤の溝に刻んで録音できる!というので興奮して買った、のはいいがずっと放置。それを今更、作ってみたくなった。夏休みなので。


わくわくしますなあ。

コーンは紙です。
完成。どこから見ても蓄音機である。

 

今回のタレント ジョン登場

で、肝心のHMVである。ニッパー君の資料が欲しい。His Master's Voiceの絵が自宅にあったはずだ、探してみよう。

いろいろひっくり返した挙句、ざっと10年ほど前、誕生日にもらったプレートが見つかった。そんな昔から私はニッパー君好きを公言していたようだ。


ニッパー君・・・また目が潤んでくる思いだ。

さてそのニッパー君を今回演じますのは、友人宅の犬、ジョン君。オス、ビーグルと柴犬の混合。弱冠5ヶ月とちょっと。全然落ち着かない、しじゅう跳ね回っている元気犬です。大丈夫か。

さあね。

 

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