巨木・保存樹木1、氷川神社のイチョウ編
赤坂の駅を降りて地上に降りたらいきなり巨大なビルの建設現場が目に入った。この街も日夜開発が行われている。
巨木は大丈夫だろうか? 倒れてはいないだろうか?
心配するのには理由がある。実は巨木や保存樹木に関するデータは少し古いデータしか残っていないのだ。月日が経つ間に、伐採されたり、もしくは寿命を迎えて自然に還っているかもしれない。個人サイトで巨樹に関するニュースを取り上げているページがあるのだが、この中のニュースによると1988年以降1660本の巨樹が消えているそうだ。
氷川神社のイチョウは大丈夫だろうか? 前回も似たような心もとない気分になったのを思い出した。
しかしそれは無用の心配だ、と直感的に思った。駅を歩いてすぐ、名もない木だけど、大きな木が電線を追い越し生えていたのである。東京のど真ん中でも、やっぱり木はたくましく生きている。 |