お菓子類は大丸の地下にも
結局、紅一点のように光っていたうなぎパイに目を奪われて海産物そっちのけで購入した。
しかもこの店、うなぎパイを買ったらちゃんとうなぎパイの紙袋に入れて渡してくれたのだ(小分け用のビニール袋もくれたぞ)。
おみやげの雰囲気をいっそう盛り上げる紙袋。ひっそりと、しかしかなり しっかりと買い忘れに対応している。やるな。
満足する反面、思いのほか東京以外の名物を扱ってないんだなあというのが東京駅の感想だった。もっとじゃんじゃん売っているイメージがあったのだが、思い違いだったか。
インフォメーションで聞いたところ、駅とくっついているデパート、大丸の地下に各地の銘菓を揃えた店があるというので行ってみた。
八つ橋、柿チョコ、のし梅……・。おお、確かに揃ってます。買い忘れにはかなり使えそう。ただ、もデパートで売っていると「おみやげ」というよりも「銘菓」という扱いだからか後ろめたい感じがしない。
そう、今回求めているのはあくまで買い忘れをフォローする、ううっかりさんのための店。いっちゃえば、ちょっと「ズルしてる」感じの店なのだ。
どこだったらあるだろう。そうだ、空の旅の玄関である羽田空港に行ってみよう。愛すべきズルっこい店が、確かあったはずなのだ。 |