上京した当時、私はこの近くの小平市に住みついた。住民届を出すとき、呼び出しで「おっぱたさまー。おっぱたさま」と呼ばれた。何がどうなったのか一瞬わからなくなった。
なぜ私は「おつはた」なのか、「おっぱた」一族とはどういうつながりがあるのか、「おつはた」から「おっぱた」に変化していったのか、そもそも本当の発祥はどこなのか、そういったことは一切わからない。わからないが、時間があればコツコツ調べてみたいことではある。
それくらい、私は「乙幡」という苗字を誇りに思うし、おっぱたさんたちもそれは同じだろう。
駅の存在しないため行く機会などほぼゼロだったであろう「武蔵村山」。「乙幡」に惹かれ行ってみた。そのせいか、または鉄道の希薄な土地特有のにおいでもあるのか、ちょっと故郷の群馬に似た街並みが多く、なかなか面白かった。
また自転車2時間で行くかと聞かれたら、さあどうだろう。
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モノレールをわが街に!という動きは、あるらしい。 |
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