C案で行こう
結局、B案もうまくいかなかった。賛同してくれる女性がいなかったのだ。
こうなったら最後のC案でいくしかない。奥の手、というやつだ。出来れば出したくなかったが仕方ない。最後のC案は次のようなプランでいく。
・自分で履く
以上だ。
カラータイツ購入から一夜明けたある休日。場所を公園に移してC案の実行に移る。自分でタイツを履き、ポーズを決めていく。
タイツを手に取って気付いた。小さいのだ。僕の脚が収まるサイズではない。 どうする?
これしかない。
D案の用意はないのだ。 履けないのなら被るしかない。
Cダッシュ案である。
カラータイツでゴレンジャー
5人揃って
全部1人でやっているので、最後は合成で5人揃えてみた。 どう見ても悪者だ。
A案、B案と失敗を重ねた末、最終的にただの一人遊びになってしまった。ビジネスの現場において、今回のようにC案が採用される事は珍しい。しかし、本当はC案が一番やりたかったとしたらどうだろう? 少なくともやってる本人はとても楽しい。