「犬の十戒」
というのはつまり、
飼い主にはコレだけは知っておいてほしいという
犬目線による犬の１０個の切なる想い
みたいなものでございます。

で僕も読んでみたのですが
これが実に感動的でして、
犬がこんなようなことを想ってくれているのかと想うと
犬を飼っている人間なら誰しも

読んでるだけで
泣けてくる・胸が熱くなってしまうような
１０個の想い
となっているのです。

　　　　　　　　　「Don't wanna cry.」

…

そんな「犬の十戒」ですが、

では
この「犬の十戒」は
うちの犬には
はたしてちゃんとあてはまるのかどうか、

　　もしやモモなりの十戒があるのかどうか、

調べていきたいと思います！！

！！　あぁいきなり感動的な！

モモ、 僕に対してこんなことを
想ってくれているだなんて！！
なんていとおしいことを！
そりゃずっと一緒にいるわよ！！！

　　　　　　　　　　「さぁそれならモモ、
　　　　　　　　　その想いを抱いて
　　　　　　　　　 僕の胸に飛び込んでおいで！」

と感極まって叫んでしまいましたが、

でも
僕らの場合に限っては、
モモは普段実家にいるため
月イチで帰省した際に会えるくらいなので、
そんなにずっと会えるわけではありません。

で、実はモモ的にも
僕への想いは
それくらいでよさそう
な雰囲気すらあります。

　　　　　

　「別に飛び込まなくていいです」　　　「！！」

とこのように
どうやら両者の間には
微妙に温度差が
あるようですね。

よって
モモ的な想いとしては
きっとこんな感じなのでしょう。

　　　　　　（１）

　 「あなたとはだいたい月イチくらいでいいです。」

！！　

どうやら基本的には僕の片思いだったようですが、


さっそく出鼻をくじかれたところで、
ではこんな調子で
一般的な犬の十戒は
モモにはあてはまるのかどうかを
どんどん検証していきましょう！！

続いての一般的な犬の十戒がこちら、
まぁつまりは
“あなたがわたしに望むこと”
つまりは
「“しつけ”をマスターできるようになるまでには
ちょっと時間がかかるので、ちょっと待っててちょ★」
って
いうようなことですね。

そりゃ待ちますよ。
しつけごとは
ゆっくり覚えていけばいいですからね

と
言いたいところなのですが
モモもう９歳だというのに

たとえば
一人で家で留守番をさせられた際には
まったくしつけられたことを聞かず

ゴミ箱からゴミを引っ張り出してきて
部屋をカッチャカチャにします。

ということは
まだ時間を与えたほうがいいのでしょうか
もう９年なんですが

　　　　　　　　「うふ」

犬のしつけって
そんなにも
長期プランのほうがいいでしょうか。

きっと犬次第なのでしょう。

　　（２）

「しつけを覚えられるようになるまで、結構な時間をください。」

そうですかモモ

もちろん
モモのことは
信用してますよ。

と
言いたいところなのですが、

モモの目の前にお菓子がある場合、
僕が「食べちゃダメヨ！」
と言っても

モモを信用して
お菓子を放置しておいたら、

目を離した隙に、

すっかり

食べられてしまいます。　　　　　　　　　　　　「えへ」

なんて
信用のできない犬なのでしょう。

困ったものです。

　　　　（３）


　　　「あんまり信用しないでね。うふふ」

あぁ感動。
そうですよね

モモには
僕しかいないんですものね。

もちろん
大切にしてあげ

…！

……！！

僕以外にも

いろいろいる！！

　　　　　（４）

　「私にはあなた以外にもいろいろいます」

あぁ
またも感動。
そんなに理解してくれてるだなんて。

では

僕もモモに
話しかけてみたいと思いますね。

ではいきます

じゃぁ今食べているこれを…

「ねぇモモ、サンドイッチ食べる？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「！？」

！！

ん、
モモ

急に
飛び出し
駆け出し玄関へ！

これはもしや
散歩モード！！？

　　　　　　「ねぇ、散歩は、散歩はぁ〜っ！？」

……。

どうやら
モモ、
言葉の語感響き的に
「サンドイッチ」と「さんぽ」
を理解し間違えたよう模様！

僕の言葉、
ほとんど理解しておらず！！！

　（５）

　 「あなたの言葉は『さんぽ』以外あまり理解できません」

あぁ
またしても感動
そんなに忘れずにいてくれるだなんて。

ではモモは、
僕のしたことを
そんなに忘れずにいて
くれているのでしょうか！？

で、きのうの夜
寝る前に
モモの首に

黄色いバンダナをつけたのですが、

起きて一日経った翌朝、
モモはそれを覚えていて
くれているのでしょうか！？

で
夜が明けまして、



僕が起きるやいなや、

モモが
なにかをくわえて

こっちに
やってきたのですが…　？

ん？

　　　　　　　「ねぇねぇ、この首にバンダナつけて〜」

！！

あれ〜っ！！？

今もう
黄色いの
つけてるのにーっ！！

たぶんこれ、
モモ
昨日つけてもらってること
すっかり忘れているー！！！！

　　　　　　　　　　　　　　　「早くバンダナつけて！」

……

しかたなく
つけてあげましたが、

どうやら
僕のしてあげたことは
わりと忘れてくれているようでございます。

　　　　　　　　（６）

　　　　「あなたにされたことはあまり覚えておりません」

そうよね
愛犬なんですもの

歯があるとはいえ
そりゃ
飼い主のことは
噛まないようにしてくれている
ものですよねぇ

…

ん…

！！？

噛んでる〜！！！

なんか甘噛みしてる〜っ！！

別にたたいたりもしてないのに〜！！

というわけで
僕に対しては
特に
噛まないようには
していない模様です。

　　（７）

「別にたたかれなくてもたまに甘噛みしちゃいます」

とのことですが、

とりあえず
モモにおいては

適当すぎる量の食事を

十分に摂ったうえに、

とくに太陽には照らされず

ず〜っと部屋の中で寝ているので

それを理由には
できないかと思います。

　　　　　　　　（８）

　「それなりにいい暮らしをしてるので、
　　 しかられてもしょうがありません。」

とのことで、

たしかにモモも
黒犬のわりには

口ひげが白くなったりして
かなり年をとってしまっているようですが、

僕も同様に

日々ドリンクを飲まなきゃ
やっていけないほど
かなり高齢化による
体力の低下が進んでいるようです。

おたがい世話しあっていきましょう。

　　　　　　（９）

「おたがい　いい年なのでそれなりにしましょう」

とのことで、

モモがいなくなるときのことなんて
考えたくもないですが、
もしそんな有事の際には
僕も千の風になって
多摩からすぐかけつけたいと想っております。

ん？

　　　　　　　　　　　　　　　　　「あんたが死んだらだめでしょ」

あ、
どうやら僕を
元気付けてくれた模様です
いいやつですねモモ。

　　　（１０）

「だいじょうぶです。あなたよりは長生きします。」

とのことでした。

以上、

そんな
うちの犬の十戒でした〜。