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ひらめきの月曜日
 
クッキングパパの料理を食べてきた
これがクッキングパパの料理だ。

漫画、クッキングパパの作者の方が作中で出てくる料理を実際に作って振る舞ってくれるというイベントが4/24に京都国際マンガミュージアムという所であった。

作者が実際に作るという事は漫画に出てきたもの、そのものを食べられると言う事だ。凄い、漫画が現実に。果たして本当に美味しいのか凄く気になる!食べに行って来た。

尾張 由晃



会場は漫画の楽園だった

実はこのイベント今まで3回行われていて、今年で4回目。ずっと来たいと思っていたが予定が合わず、今回やっと来る事が出来た。

一体どんな料理が出てくるのかとうきうきしてて、向かう時点でかなり浮かれていたが、会場に着いただけでなんていい所に来てしまったんだと思った。


楽園だ…

凄い、何、芝生の上でみんな漫画を読んでいる。漫画を読むというインドアな行為に与えられた開放感と、一体感。凄く楽しそう、
気持ちよさそう。

クッキングパパの料理に釣られてやってきたが、この施設自体が楽園だった。

 

5万冊が読み放題

何とも凄い所にやってきたぞ、と期待しながら中に入ると期待を超える状況が広がっていた。


漫画の壁と呼ばれているらしい。

漫画漫画漫画…館内所狭しと漫画で埋め尽くされている。そしてそのほぼ全てを手にとって読む事が出来る。読み終わって棚に戻せば、庭に持ち出して芝生の上で読んでも良いのだ。

読む読む読む。
人がいっぱいいるのにかなり静か

マンガミュージアムというものだから博物館のような感じで資料が展示してあるのかと思いきや、予想外のカジュアルさ。なんと入館料500円で開館から閉館まで5万冊が読み放題らしい。

館内を歩くだけで読みたい漫画だらけで目移りする。ここならいつまでも、どれだけでもいれるわ。

 

実は元小学校

こんな漫画好きにとって天国のような場所は廃校になった小学校を改装して作られているそうだ。


教室出たら漫画の壁。

小学生時代は漫画を読みたくて読みたくてしょうがなかった。 友達と分担して購入計画を立てて、友達の家に行っては、ただ漫画を読んで帰ったりしていた。あのころ漫画は友人間の共有財産だった。

きっとこの小学校にもそういう子供がいたと思う。だが、ここが小学校で無くなった途端に漫画で埋め尽くされた。そういう子供の思いがここをマンガミュージアムにしたのではないか。


元職員室のリラックスっぷりったらない。

そう考えると、入るだけで緊張した職員室が子供図書館で絵本だらけになり、子供たちが騒ぎまわっていたり、子供達が走り回った校庭で大人が寝転がって漫画を読んでいるのも子供の残留思念に操られているのではないか。

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