最後に残そう、血文字のメッセージ!
状況としては、「何者かによって殺された……!!」→「なにかメッセージを残さねば……」
という流れなんだと思う。最後の力を振り絞る。
面識のない人にやられたパターンか
ダイイングメッセージというのは、犯人を示す手掛かりになるような文字を残すのが一般的だが、(いや、そんなに一般的でもないが)
まったく関係ないフレーズを書き遺すこともできる。そういうパターンも見てみたいので、やってみた。
食欲がまさる
まずは血のりをつくる
さて、床に血文字を書こうにも、まずは血のりがなくては始まらない。
ハロウィンの普及の影響か、最近では100円ショップでも手に入るようだが、せっかくだから作ってみよう! その方が色やとろみの調節もできる。
材料はこちら。片栗粉と食紅
作り方は簡単。食紅を水で溶かし、片栗粉を混ぜ、加熱してとろみを出す。
今回の分量は以下の通り。色を見つつ調整していった。
水:30mlぐらい
赤:付属のスプーン12杯
緑:付属のスプーン1杯
片栗粉:スプーン1杯程度(適当)
レンジで少しずつ加熱。片栗粉のにおいが漂ってきた
とろみについてだが、「あんかけよりもちょっとかたい」程度のかたさにした。そのほうが肌に塗るときに扱いやすく、皮膚に塗ったときにかさぶたっぽくなりやすかった。
血色悪くするためにクマを作る
雑に塗ってみた
床に書いて主張しよう
そして床に文字を書く。指にたっぷり付けないとかなり薄くなる。
かすれた文字のほうがリアルに見えるか、それとも見づらいか。
薄くて見づらいか!?
渾身のさけび
つぎはあいさつ状としての役割を果たすか試してみる。これ、意外と年賀状にも使えるか!?
ここは力を振り絞ってよろしくと伝えたい……!!
新年もよろしくできる気がまるでしない
「やってみたいけど、なにを書くか迷う!」という場合は、体調でも食べたいものでもなんでもいい。
自分の胸の内にある思いを率直に書くことをオススメしたい。
皮膚に厚めに塗った血のりはかさぶたのようにペリペリとはがれた。顔や首についた色が翌日まで残ったらどうしようかと思ったが、石鹸で念のため2度洗いしたらすっかり落ちた。
床に書いた文字も、雑巾で水ぶきしたらあっさり落ちて一安心。片付けも楽にできた。
血のメイクと血文字、敷居が高いように思えて、意外と手軽だった。