特集 2012年10月29日

油揚げの裏とスウェットの裏は似ている

似てる。
似てる。
スウェット生地のパーカを着るときに裏面を見て、ふと思った。これ、油揚げの裏面に似てるな。と。
1983年三重県生まれ、大阪在住の司法書士。
手土産を持参する際は消費期限当日の赤福で受け取る側に過度のプレッシャーを与える。

前の記事:伊勢うどんを作りたい

> 個人サイト owariyoshiaki.com

本当に似てるのか?

裏面が似ていることに気づいて考えてみると油揚げとスウェットには共通点が多い。吸水性抜群で何かを包んだりして使うものだ。スウェットを着ているというのは油揚げを身にまとっているというでは…。
これは実は油揚げである。何とでっかい油揚げ。
これは実は油揚げである。何とでっかい油揚げ。
スウェットに甘い出汁を煮含ませたら、それはもうお揚げさん。おっさんに足を突っ込んだ僕はすっぱい匂いのする酢飯。うおおおん、この甘酸っぱさのコラボレーション、俺はもういなり寿司だ。
ほら、油揚げだろ。
ほら、油揚げだろ。
こうなると好きだったいなり寿司に更に親近感まで沸いてくる。なぁ、おいなりさん?いや、おいなり(呼び捨てで親しさアピール)。
やっぱり似てる。
やっぱり似てる。
そう思って実際にいなり寿司の油揚げを買ってきた。裏を見てみるとやはり似ている。
あれっ、やっぱり似てない…?
あれっ、やっぱり似てない…?
チラッと見て似ていると思った油揚げとスウェットだったが、マジマジと見てみると案外似ていない…?予想以上にケバケバしている。相当着古したスウェットでもこうはならない。
こっちのお揚げさんなら?
こっちのお揚げさんなら?
チラ見で似ていたが、じっくり見ると似ていない。だが油揚げにも種類がある。寿司揚げが似ていなくても、普通の油揚げならば…。

もっと似てない。
もっと似てない。
そう思ってめくってみたら全然似てなかった。まるでパンみたいな外見。いなり寿司かと思ったらパン、日本と思わせての欧米。海を越えるくらい似てなかった。
じゃあ、これは、こっちは。
じゃあ、これは、こっちは。
ならば、肉厚系の油揚げならどうだ。しっとりしているから、そうケバケバすることはあるまい。

おぉ、これは。
おぉ、これは。
裏返してみると、予想通りしっとりしていて小さなデコボコがしっかりと水分を保持している。
これはスウェットだ!
これはスウェットだ!
アップで見ると更に際立つスウェット感。やはり油揚げはスウェットであり、スウェットは油揚げであった。

じゃあ、油揚げでスウェット作るか、スウェットでいなり寿司作るか

思ったとおり、スウェット生地と油揚げはほぼ同じもの。となると、同じものを作って並べてみたい。そしてやっぱり同じ!って言いたい。

油揚げは焼いて食べた。美味い。
油揚げは焼いて食べた。美味い。
とりあえずスウェットでいなり寿司作っても食べられないから駄目。ならば油揚げでスウェット作るか。いや、それはベトベトしそうだし、誰がすっぱいにおいのするおっさんだ!誰が酢飯だ!!

そこでひらめいた。いなり寿司サイズのスウェットパーカいなり寿司ならどうだろう。食べられるスウェットパーカいなり寿司。それはうれしい。よし、それ作ろう。

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縫うぞ、揚げ

油揚げでスウェットパーカを作ると決めたが、どうしよう。とりあえず縫えばどうにかなるだろうか。
型に合わせて切り抜きます。
型に合わせて切り抜きます。
まずは油揚げを型紙に合わせて切り抜いていく。初めはフリーハンドでやろうと思ったが無理だと思ってやめたのが、上の写真の油揚げの欠けている部分だ。
切れた。まだお洋服感は薄い。
切れた。まだお洋服感は薄い。
洋裁の専門学校に通っていた腕の見せ所。裁縫技術が役に立ったのはイカで革ジャンを作った際と今回くらいである。

全部食べられるもので作りたい

天然の糸だ。
天然の糸だ。
いざ縫うとなったが、糸で縫ってしまうと食べる際に邪魔である。そこで思いついたのがかんぴょう。もち巾着の口を縛るといったらかんぴょう。油揚げを縫うならかんぴょうだ。
食べ物か紐かと聞かれたら、僅差で紐。
食べ物か紐かと聞かれたら、僅差で紐。
かんぴょうを戻して出汁で煮る。初めてかんぴょうを煮たが予想よりも紐っぽくて今回にうってつけの素材だ。茹で上がったかんぴょうは少し幅が広いので、細く裂いて使おうと思う。
うわぁぁぁぁぁ。
うわぁぁぁぁぁ。
戻しているとき、煮ている時はあんなに紐だったかんぴょうが、味を含むにつれて食べ物としてのアイデンティティを取り戻し、おいしく、柔らかくなってしまった。これじゃ縫えない…。

糸といえば、糸こんにゃくだよね。

非常にこんにゃく臭かったので湯通しした。
非常にこんにゃく臭かったので湯通しした。
かんぴょうはおいしい、糸ではない。食べ物を縫うといえば糸こんにゃくだ。自ら糸を自称するくらいの糸っぷり。これは今回にうってつけの素材だ。
秘密兵器。
秘密兵器。
糸こんにゃくで油揚げを縫う。糸こんにゃくは針の穴を通らないので縫うことが出来ない。さてどうしたものかというところで登場秘密兵器。糸通しだ。
これで作業効率大幅アップ!
これで作業効率大幅アップ!
糸通しを貫通させ、そこに糸こんにゃくを掛けて引っ張り油揚げを通す。こと油揚げ縫いにおいては糸通しは糸こんにゃくの針となりうるのである。
ギャー!スパッと切れた!
ギャー!スパッと切れた!
なんといいこと思いついたのだろうと思って実際に糸こんにゃくを通して引っ張った。すると見事に糸こんにゃくがスパッと切れた。すごい!糸こんにゃくカッターだ!

地道に糸を通しましょう

にょろにょろ。
にょろにょろ。
なにが糸こんにゃくカッターだ。油揚げパーカというのはそんな簡単なものではない。一本一本自分の手で糸を通すが故のよさがあるのだ。ほぼ日新聞に取り上げられる感じのやつなのだ。手仕事のぬくもりだ。
危険な感じのする縫い目。
危険な感じのする縫い目。
どうにかこうにか縫っていくが、油揚げも糸こんにゃくも非常にもろい。食べたらいい感じの歯ごたえだろうが縫う際にそんな御配慮は結構です。
ギャー!破けたー!ほどけたー!
ギャー!破けたー!ほどけたー!
さて次は…と思い油揚げを持ち上げたら油揚げが破れ、糸こんにゃくがほどけた。ぷりんぷりーん。と糸こんにゃくがなんだか生きているみたいに動いたものだから、あっ、面白い。って思ったけど全然面白くない。

でっかいいなり寿司ってうれしいよね

いなり寿司としてはデカイ
いなり寿司としてはデカイ
駄目だ、ありゃあ無理だ。強度はもちろん小さくて作業が細かすぎる。
そういうことを見越して準備してあったぜ!上の写真は全身であの大きさ。この油揚げは半身でこの大きさ。
そういうことを見越して準備してあったぜ!上の写真は全身であの大きさ。この油揚げは半身でこの大きさ。
と、いうことになるかも知れないと思い、約2倍くらいの大きさの油揚げも用意しておいた。いなり寿司としては超特大となるが、背に腹は変えられない。これでガツガツ縫っていくぞ!
ガツガツガツガツ
ガツガツガツガツ
やはり大きいと縫いやすい。縫う箇所を増やして強度もアップだ。
ガツガツガツガツ
ガツガツガツガツ
ガツガ、ギャー!
ガツガ、ギャー!
油揚げがいっぱい入っていておいしい。
油揚げがいっぱい入っていておいしい。
ちなみにこの日のご飯は偶然にも油揚げたっぷりのカレーでした。いい感じの歯ごたえでおいしかった。
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変えるのが無理ならば元から作ればいいのでは

わかった、流石に観念した。油揚げは縫うもんじゃない。縫って形変えるとか、無理。
油揚げって豆腐から出来てるんだよ。じゃあ油揚げじゃなくて豆腐揚げじゃね。
油揚げって豆腐から出来てるんだよ。じゃあ油揚げじゃなくて豆腐揚げじゃね。
形を変えるのが無理ならばどうしよう。元からその形で作ったらいいのではないか。
薄く切って水を抜きます。
薄く切って水を抜きます。
なまじっか洋裁をしていたために縫うという手段を選んだが、技術には使うべき場所があるのである。
重石をして一、二時間。
重石をして一、二時間。
初めっからパーカの形の油揚げを作り、開いてご飯を詰めればスウェットパーカいなり寿司が簡単に出来るハズだ。

しっかり水気が抜けたらパーカの形に切ります。
しっかり水気が抜けたらパーカの形に切ります。
発想を変えたらなんとも楽に成型ができた。後は揚げてご飯を詰めるだけである。すごく遠回りをしてしまった気がする。

カラッと揚げましょう

式神のようである。
式神のようである。
油揚げは低温で豆腐を膨らませて、その後高温にし周りを固めて縮みを防ぐという方法で作るらしい。

豆腐と油揚げってイメージで結びつきづらい。
豆腐と油揚げってイメージで結びつきづらい。
130度で揚げるのがいいらしいが、温度がよくわからないのでじーっと見ながら慎重に揚げる。箸で動かすと手がふよふよと動いて面白い。まるで飛んでいるみたいだ。

そして、ついに出来た!
ラスク!!!
ラスク!!!
ラスク!!!じゃねーよ。びっくりした。いっぱい泡とか出てるのに全然膨らまない。入れたときの形のまんま、カリッカリになった。なんだこれは。
豆せんべい。
豆せんべい。
予想外にカリカリになった豆腐ラスクを食べると、衝撃的に豆。豆腐食べて豆の味がする。とかいうレベルではなく、豆そのもの。豆腐の腐の部分を抜いて揚げた感じだ。まずくはない、が、美味くもない。

何がおかしかったのよ

もしかして、豆腐が厚かったのかな?
もしかして、豆腐が厚かったのかな?
聞いていた話と違う、何なんだこれは。ちゃんと手順どおりにやったはずなのにこの違い。油揚げが豆腐から出来ているって所から嘘じゃないかと思うレベルだ。
パリッパリの豆腐ラスク!
パリッパリの豆腐ラスク!
何がおかしかったのか、残った切れ端を使い、厚さや揚げ時間、温度など色々な条件で試してみるも同じ結果。やっぱり油揚げって豆腐じゃねーんじゃねーのと思ったときに気がついた。水抜きか。
これでいけるか!?
これでいけるか!?
参考にしたサイトでは水を抜くのにタオルで挟んだりしており、膨らみには水の抜け具合が重要だと書いてあった。これだ…。

タオルで挟んで一晩重石をして水を抜いてみた。一回目と比べてかなりのパサパサ感。これはいけるか!?
ギャー!アイツやー!!
ギャー!アイツやー!!
一回目よりも泡の出が多く、いけるかと思ったが結局出来たのはラスクであった。これは一体どうすれば…。

じゃあ、どうするか

こんなに理想と違うものが出来上がるとは思わなかった。名前しか知らないビーフストロガノフの方がレシピ見なくても近いものが作れそうな気がする。油揚げの難易度は異常。

さてどうする、再度の方向転換か。と言っても他に手段が思い浮かばない。ということでここからは読者の皆さんの生の声に従って油揚げを作っていく生更新となりま…嘘です。
こうなったらとことんだ。
こうなったらとことんだ。
後は豆腐自体の性質によるものという事くらいしか思い浮かばない。近所のスーパーを回って9種類の豆腐を買ってきた。ここまで来たら突き進むしかない。
右の至高のもめん、198円と高いけど美味かった。もちろん絹ごしは究極の絹って名前(ホントだよ)。
右の至高のもめん、198円と高いけど美味かった。もちろん絹ごしは究極の絹って名前(ホントだよ)。
全種類を少しずつ薄切りにして水分を抜く。これで駄目だったら、記事の体裁を保つ為に着れるサイズの油揚げパーカを作ることになるんだろうな…。ベタベタしそうでやだな…。と頭の片隅でずっと思っている。

揚がれ、油揚げ!

ポコポコって膨らんでる部分があるぞ。
ポコポコって膨らんでる部分があるぞ。
水切りも終わったら3種類ずつ揚げていく。豆腐によって油揚げ化に違いはあるのか。今回揚げたものは前のより膨らんでる気がする。

おっ、油揚げっぽさはある。
おっ、油揚げっぽさはある。
まずは第一陣の三種類、予想よりも油揚げっぽい。少なくともラスクではない。やっぱり豆腐によって結構違いがあるみたいだ。
一番高い豆腐が一番よさげ。
一番高い豆腐が一番よさげ。
断面を見てみると中にポコポコと空洞が出来ている。膨らみは少ないが上手く切り開けばいなり寿司として使えるだろう。初めに使った豆腐は一体なんだったんだ。ホントにラスクか。
第二陣出撃!
第二陣出撃!
いなり寿司に使えそうな油揚げが出来るという最低ラインを超えたので後はより良いものがあったらいいなーくらいの感じで次々と揚げる。
なんかすごいのいる!!
なんかすごいのいる!!
揚げるのにも慣れてきて、気楽に鍋を見ていたら異変に気づいた。何かひとつだけすごいのいる!!なにっ!!?同時に入れたはずなのに一つだけ段違いにでかく、浮いて、色も良い。すごい、すごい。
元は、ほぼ同じ大きさだった豆腐がこの違い。
元は、ほぼ同じ大きさだった豆腐がこの違い。
他が油揚げっぽいかな。って位のレベルなのに、これは油揚げという言葉を知らない人でも、油揚げ…!って言うくらいに油揚げ。油揚げとしての才能が違いすぎる。もしここが油揚げ甲子園だったらこいつ絶対全打席敬遠だ。
明らかにスウェット生地!
明らかにスウェット生地!
切ると簡単に中を割り開け、内部はまるでスウェット生地。手順で悩んでいたことが馬鹿らしいほどの完璧油揚げ。油揚げは努力ではない、才能である。
ちなみに揚げたてを醤油で食べるとものっ凄く美味い。
ちなみに揚げたてを醤油で食べるとものっ凄く美味い。
なお、その他の豆腐たちは平凡な結果だったので省略。豆腐界も競争が激しい。ということでやっと作るぞパーカいなり寿司!
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やっと作るいなり

ちなみに油揚げの天才豆腐はこいつ。豆腐庵 京鳳の京都豆腐78円。9種類の中間くらいの価格帯。
ちなみに油揚げの天才豆腐はこいつ。豆腐庵 京鳳の京都豆腐78円。9種類の中間くらいの価格帯。
油揚げを作るのに予想以上に手間取ってしまった。ちなみに油揚げになった豆腐を勘違いしており、違う豆腐を揚げて、膨らまない…なぜだ!?って局面もあったが、もう、良いでしょうそういう系は。

ここからは手早くいなり寿司を作っていく。
出来た油揚げを油抜きした上であまーい出汁で煮含める。
出来た油揚げを油抜きした上であまーい出汁で煮含める。
カリッと揚がった油揚げをいなり寿司のお揚げさんに変えていく。そのあたりの手順はいなり寿司 レシピでググってください。
かんっぜんにお揚げさんだ。
かんっぜんにお揚げさんだ。
油揚げさえ出来ればこっちのもの、いなり寿司は初めて作るが戸惑う手順一つなく進む。切れ端を食べてみたら完璧お揚げさん。
そして完全にスウェット生地。
そして完全にスウェット生地。
ちなみに、柔らかめに揚げているとお揚げさんを開く際に非常に苦労する。パーカ状にする際は形が複雑で開きにくいため硬めに揚げたほうがいいと思われる。
これでっ、完成だ!
これでっ、完成だ!
後は酢飯を詰めればOK。今回の酢飯はゴマとかんぴょうを混ぜ込んだ酢飯。そう、あの、油揚げを縫うことが出来なかったかんぴょうだ。これが伏線というものだよ(いきあたりばったり)。

完成

やっと出来上がったいなり寿司。スウェットとほぼ同じ素材でスウェットパーカを作っているので、お洋服といって差し障りないだろう。
いなりと海苔巻きのベストコンビ、助六。
いなりと海苔巻きのベストコンビ、助六。
頑張って作ったパーカいなり。ここは僕が大好きな助六仕立てにして舞台を整えたい。助六って意味がわからないが、いなりといえば助六なのだ。さぁお披露目しよう、これがいなり寿司とスウェットの新しい未来だ。
あれっ…。
あれっ…。
えっ、なにこれ、土偶?はにわ?予想外の出土物感。おかしい、おかしい。どうしてこうなった。パーカ型のおしゃれないなりだからと思って海苔巻きも花の飾り巻きにしたのに、全体として地方豪族へのみやげ物。みたいになってる。
横たわる昭和最後の大物。みたいな感じ。
横たわる昭和最後の大物。みたいな感じ。
裏面はそっくりだし、物としての形状もほぼ同じであるのにこの違い。
全然怒ってないときでも威圧感ある人っぽい。
全然怒ってないときでも威圧感ある人っぽい。
さっきまで、変わった形だけどお揚げさんとしては認識できていたものがご飯を詰めたらいなり寿司ともパーカとも思えない存在となった。
ちなみに、袖口までご飯みっちり。
ちなみに、袖口までご飯みっちり。
これは、もしかして、油揚げとスウェットって、違うものなのか…?
なお、味は予想通り美味い。
なお、味は予想通り美味い。

いやっ、油揚げはスウェットなはずだ

ほらっ、この時点ではスウェットパーカでしょ。
ほらっ、この時点ではスウェットパーカでしょ。
予想外のスウェット感のなさに衝撃を受け、再度お揚げさんを見つめなおす。あ、スウェットだ。これは完全にスウェットパーカ。

なにが悪かったのか、仕立てか。同じ素材でも仕立て次第で別物になる。悪かったのは仕立てだろう。
あああっ、スウェットパーカ!
あああっ、スウェットパーカ!
こうなったら背に腹は変えられないと思い、針と糸でファスナーを縫いつけてみた。するとどうだろう、これはどっからどう見てもスウェットパーカじゃないか。
機能性にも富んでいる。
機能性にも富んでいる。
しかもファスナーで開け閉めが出来るので非常にご飯が詰めやすい。ファスナーか、そうか、いなり寿司に足りないものはファスナーだったんだ。糸?そんなの食べるときにとれば良いじゃん。
こういうパーカ、着てる人いるよね!?
こういうパーカ、着てる人いるよね!?
おまけで背面にブランド名を記してみた。ブランド名はAge(揚げ)。すごい、こうなるともう完全にパーカ。

油揚げ=スウェット

神々しい…。
神々しい…。
しっかりご飯を詰めたパーカいなりは自立する。その姿を改めて見るとパーカであり、しっかりといなり寿司でもある。
背中で、全身で揚げであることを主張。
背中で、全身で揚げであることを主張。
一時は油揚げがスウェットとはまったく別であったと思ったが、自分の力のなさを油揚げのせいにしようとしていたことが恥ずかしい位のスウェット感。

これからは油揚げ≒スウェット、ではなく油揚げ=スウェットと言って行きたい。
ちなみに美味い。
ちなみに美味い。

冷蔵庫が豆腐製品でいっぱい
冷蔵庫が豆腐製品でいっぱい

油揚げの裏とスウェット生地の裏は似ているな。ちょっと思ったことをはるかに超えてきた油揚げ。予想以上であった。あと、豆腐庵 京鳳の京都豆腐すごい。

油揚げは感動と共に我が家に大量の豆腐製品を残していってくれた。油揚げは冷凍できるから良いとして、豆腐はこれから一食ごとに一丁食べれば賞味期限までに食べ切れそうなのでいっぱい食べます。
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