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2015年05月29日号
ソーセージパンとアマゾンが来た

記事書くのって楽しいですよね。書いてるときは孤独ですが、書いてからじわじわ評判が広がってゆくときとか、これぞ世の中にしかけてやったという感じがします。評判が広まらないときは肉親や親しい人に見せましょう、無理にでも褒めてくれます。



いろんなサイズでソーセージパンを作ってみた

作品画像

[作品名]いろんなサイズでソーセージパンを作ってみた
[投稿者]たかはしゆかさん (yukatta-yokatta
[コメント]ソーセージパンが好きです。

普通のウインナーだけでなく、ポークビッツで小さいソーセージパンや、フランクフルトで大きなソーセージパンを作ってみたらどうかと試してみました。


#write($writerdata 'catalog_title') 林雄司 のコメント

ソーセージパンっていいですよねえ。
デイリーの記事の題材って「すごく珍しいもの」「平凡なものをちょっとずらす」のあいだに「ああそういえば」というジャンルがあります。
ソーセージパンって「ああそういえば」に入るものですよね。

作る工程のライブ感(生焼けを焼きなおして黒くなっているところとか)や箇条書した感想、星など書きかたはどこも読みやすくて特にアドバイスすることはありません。

最後の歯のエピソードもいいですね。良くはないでしょうが、こういう余計なところに惹かれます。

本題には関係のないカバンの話もよかった!
いまの女子高生がやたらでかいリュックを背負っているのはそのせいなんでしょうか。
心のガッテンボタンを連打しました。




アマゾンが来た!

作品画像

[作品名]アマゾンが来た!
[投稿者]松本ジュンイチローさん (ろまん快道
[コメント]ジオラマが作ってみたくて、考えた末、アマゾンの箱に入れられるアマゾンのジオラマを作ってみることにしました。


#write($writerdata 'catalog_title') 古賀及子 のコメント

器用! 工作記事は失敗も味わい深いですがやっぱりちゃんとできていると有無を言わさぬものがありますね。

最初にボケて完成品をバーンと紹介して、顛末は後でという手はデイリーポータルでもよく使っていて、こうすると最初に一番おいしいところにリーチしてやっぱり読みやすいです。

なので工夫するとしたら後半の顛末でしょうか。「ジオラマを作りたかった」という動機の部分はもうすこしエピソードを掘り下げるといいかなと思います。「決まった作り方はなく、自由」って突き放されてますよね、そこを突っ込むのもいいかも。現状ちょっと淡々としすぎているのでどこか過剰な部分があってもいいですよね。

工程部分は「大量の粉が出て慌てふため」いたならその様子を載せたり、「5日くらいは費やしている」ならそのあいだに何で暇をつぶしたのかというような自分に寄せたことを書くと読者ができあがった工作へ愛情を持ちやすくなるんじゃないでしょうか。




「名古屋→京都」を歩く

作品画像

[作品名]「名古屋→京都」を歩く
[投稿者]江坂大樹さん (大学生の自由研究
[コメント]春休み中だいぶ暇だったので名古屋から京都まで歩いていってみました。けっこう長い記事なので、春休みくらい暇なときに見てほしいです。


#write($writerdata 'catalog_title') 安藤昌教 のコメント

大学生は無茶しないといけない、という謎の使命感とちょっとした思いつきが大変な事態をよびおこすまでのドキュメント。最初のページでリンクが「4日目」まであって(これ、本気だ)とわかりました。お疲れ様でした。

道でパチンコ玉を拾ったりGoogle Mapsが徒歩では当てにならなかったりと、こういう細かいけどやってみないとわからない事実の積み重ねに読者は引き込まれていくんだと思います。

会話中心のレポートは面白いところをピックアップして順位をつけていき、あとはバッサリ編集してしまうとリズムがよくなりますよ。辛いことは全部伝えたくなりますが、そこはぐっとこらえて空元気なテキストとローテンションな写真との組み合わせで読者に想像させる、くらいでもいいのかなと。

1ページ目の刈り上げが伏線としてちゃんと最後に回収されているのにも笑いました。




おわりに

今回の3本、スカーッと読むことはできますが、それぞれ撮影に数日、執筆に1日ぐらいかかってると思います。それだけの労力をコンパクトに読める文章ってすごいですよね。文字すげえ。

今週のTIPSです。

取材中はこちらから挨拶

たとえばあまり観光客が来ないようなところで撮影をしているとき、地元の人が不審そうに見ていることがあります。そういうときはこちらから挨拶。「東京から○○を探してきたんですが」というだけで怪しまれないし、ネタが集まることがあります。

逆に何をやっても怪しまれない、ほっとかれるのは新宿です。ほっとかれたい人は新宿おすすめです。



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