はっけんの水曜日 2012年1月11日
 

龍宮城に行こう! 浦島太郎の動く城

あのクライマックスも像になっていた

天女っぽい女子ふたり、こういう人もいましたっけ?
天女っぽい女子ふたり、こういう人もいましたっけ?
さらに遊覧船・龍宮城を見ていくとしよう。

2階客室には、この手の昔話系スポットのお約束としてストーリーを解説するパネルが展示されているのだが、このパネルに描かれているイラストがなんともジワジワくる画風なのだ。
ま、このように絵と文章でストーリーを解説しているんですが
ま、このように絵と文章でストーリーを解説しているんですが
画風がなんというか……
画風がなんというか……
あまり工夫せずにいっちゃいますと
あまり工夫せずにいっちゃいますと
絵の得意な職員に描かせたんじゃないかな……という感じの絵となっております
絵の得意な職員に描かせたんじゃないかな……という感じの絵となっております
絵のテイストがちょいちょい変わっているのも気になるところ
絵のテイストがちょいちょい変わっているのも気になるところ
そして問題の老化シーン。なぜかいきなりタッチがディズニー風に
そして問題の老化シーン。なぜかいきなりタッチがディズニー風に
こちらもまた随分とタッチが違いますが……
こちらもまた随分とタッチが違いますが……
80年代『週刊少年サンデー』風なイケメン浦島太郎
80年代『週刊少年サンデー』風なイケメン浦島太郎
乙姫様たちも、ちょい昔の美少女漫画風
乙姫様たちも、ちょい昔の美少女漫画風
もちろんイラストだけではなく、立体物もまだまだ展示されているぞ。
ほい乙姫様(たぶん)
ほい乙姫様(たぶん)
従者らしき人の顔が、例のごとくいい味わいを……
従者らしき人の顔が、例のごとくいい味わいを……
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そして、こんなに気になる像がズーンと鎮座召しているのに、みんな海に夢中でまったく気にも留めていないご様子。

海なんてどこで見たって一緒じゃん。でも龍宮城はここでしか楽しめないんだよ、もっと船内に目を向けようよッ!
!
さて、いくら夢の世界・龍宮城とはいえ船は船。若干世界観は崩れちゃうものの、ちゃんと浮き輪を設置するなどの安全対策は万全だ。
「龍宮城 救命・消火設備及び脱出経路図」
「龍宮城 救命・消火設備及び脱出経路図」
脱出経路図がちゃんと龍宮城になっているのも味わい深い……。

しかし、なんらかの事故が起こって万一この船が沈みそうになったとしても、助けにきた人たちが「ああ、この人たちは本当の龍宮城に帰っていくのだな」とか思って救助が遅れたりしないかなぁ……しないか。
外に出る扉の上にもこんな小ネタが
外に出る扉の上にもこんな小ネタが
それではつづいて、屋上デッキに上ってみましょう。
外に出ると、船の周りをカモメがビュンビュン飛び交っていてビビリました
外に出ると、船の周りをカモメがビュンビュン飛び交っていてビビリました
余談だけど、この手のスポットを訪れた時にボクが必ずチェックする場所がトイレ。なぜなら、男女トイレを識別するマークに工夫が凝らされていることが多いからだ。

たとえば忍者系のスポットだったら忍者とくノ一になってたり、チョンマゲ系スポットだったら殿と姫になってたり……。となると龍宮城の場合は浦島太郎と乙姫様かな、やっぱ。などと思いながらトイレに向かったところ。
なぜ洋風……?
なぜ洋風……?
手すりにはこんなガラスが。鯛やヒラメの舞い踊り……ってのは聞いたことがありますが、龍宮城にはエンゼルフィッシュもいたんですかね?
手すりにはこんなガラスが。鯛やヒラメの舞い踊り……ってのは聞いたことがありますが、龍宮城にはエンゼルフィッシュもいたんですかね?
そんなこんなで屋上デッキにやって来ましたよ。
あれは……?
あれは……?
浦島太郎ーッ!(老化後)
浦島太郎ーッ!(老化後)
な……なんちゅう顔してはるんや、浦島はん!
な……なんちゅう顔してはるんや、浦島はん!
まあ、浦島太郎の世界を再現するに当たって避けては通れない場面ではあるけどね。それにしても、なんちゅうイイ顔……。
さっきのイケメンが
さっきのイケメンが
一瞬にしてこんなことになっちゃったとしたら、そりゃあショックでしょうよ
一瞬にしてこんなことになっちゃったとしたら、そりゃあショックでしょうよ
そして、衝撃的な出来事にボーゼンとする老人・浦島太郎の見つめる先には……
そして、衝撃的な出来事にボーゼンとする老人・浦島太郎の見つめる先には……
浦島太郎の数倍はあろうかという超・巨大な乙姫様が!
浦島太郎の数倍はあろうかという超・巨大な乙姫様が!
こんな場面、原作にはなかったハズだけど……。この光景を見ちゃうと、悲惨エンディングの意味合いもちょっと変わってきちゃうでしょ。明らかに乙姫様の陰謀だよ!
もう、老人と化した浦島太郎をあざ笑っているようにしか見えない!
もう、老人と化した浦島太郎をあざ笑っているようにしか見えない!
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帰ってから調べたところ、浦島太郎の舞台とされるのは京都府の丹後半島あたり、もしくは神奈川県の横浜市神奈川区あたりという説があるらしいけど、三重県にはカスッてもいなかったですな。

ホントに全然関係ないのに作っちゃったのね、龍宮城……。

理由なんていらない! もっと作って、こういうの

なんの縁もないのに「よっしゃ、ド派手な遊覧船作ったろか!」という気合い一発でこんな龍宮城を作ってしまったパワーに唖然! やっぱり理由があるからやるんじゃなくて、「理由はないけど、でもやるんだよ!」っていう、どーしてこうなった系スポットは好きですね。

ただ、あまりに龍宮城がステキ過ぎたので、キレイな鳥羽湾の風景を全く見てませんでした。まあ、また機会があったら行ってみようかなと。それまでに是非、「遊覧船・鬼ヶ島」とか「遊覧船・姥捨て山」とかを作っておいてもらいたいものです。
●遊覧船・龍宮城
三重県鳥羽市鳥羽1-2383-4
【電話番号】0599-25-3147
【出航時間】30分ごと運航(龍宮城以外の船の場合もアリ)
【定休日】不定休

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