特集 2014年1月31日

一人で彼女とキスしている写真を撮る方法

甘い思い出です!(けいたんとは私のことです)
甘い思い出です!(けいたんとは私のことです)
キスという行為がある。いろいろなパターンがあるが、王道は男性と女性が唇を重ねるというものだろう。愛し合う男女が愛を確かめ合う素晴らしき行為、それがキスなのだ。

ただし問題もある。相手がいなければキスはできないのだ。人類みなキスがしたい。しかし一人ではキスはできない。そこで一人で彼女とキスしている写真を撮る方法を紹介したい。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

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> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

人類はキスがしたい

男女が唇を重ねる行為「キス」。誰もがしてみたい素晴らしき体験だ。毎日でもしたいし、一時間に一回以上はしたい。みなキスがしたいのだ。キスをするために男女は愛し合うのだ。キスこそが世界を回しているのだ。
キス
キス
しかし、キスのハードルは高い。一人ではキスはできないのだ。世の中、実に難しい。キスをするのには相手が絶対に必要なのだ。多くの人がこの壁にぶつかりキスのない日常を送ってる。ノーキス、ノーライフなのにである。
しかし写真ではキスができる
しかし写真ではキスができる
そんな壁を打ち破る方法がある。カップルにはただキスをするだけでなく、上の写真のようにそのキスを写真に残すという文化が存在する。その文化を利用すれば一人でもキスができるのだ。我々はもうキスのない暗い日常を過ごす必要はないのである。
キス!
キス!

キスは一人でできる

彼女とキスをする写真。カップルの幸せな時間を切り抜いた素晴らしき一枚だ。上の写真を見て欲しい。間違いなく彼女とキスをしている。愛し合っているのだ。街中であろうとも、その愛を確かめるためにキスをしているのだ。
一人です
一人です
左手にカツラを持ち、右手をカツラに回す。そして三脚にスマホを設置して撮影。すると一人でもキスしている写真が撮れるのだ。キスが一人で可能になった瞬間だ。

スマホで撮った写真はその後「Instagram」などでトイカメラ風に加工すれば、よりキス写真に説得力が出ることを覚えておこう。
彼女とキス
彼女とキス
キスが一人で可能になりました
キスが一人で可能になりました

女性が積極的なキスがいい!

男性から行くキスもいいが、女性が積極的なキスもいい。それは彼女が彼氏の頬に手を添えることで表現できる。女性が男性の唇を自分の唇に誘うのだ。素晴らしきキス。彼女は彼氏のことが大好きなのだ。普通のキスよりレベルの高いキスと言える。
彼女が積極的、照れる
彼女が積極的、照れる
一人です
一人です
右手でカツラを持ち、左手を自分の右頬に当てることで、女性が積極的なキスを実現できる。女性を積極的にするのは簡単なのだ。

方法は自分の左手にファンデーションを塗り、自分の左手にマニキュアを塗るだけ。たったこれだけで彼女と積極的なキスができるのだ。
自分の手にファンデーションを塗る
自分の手にファンデーションを塗る
自分の爪にマニキュアを塗る
自分の爪にマニキュアを塗る
彼女が積極的!
彼女が積極的!
一人です(手をクロスさせるのがポイント)
一人です(手をクロスさせるのがポイント)
人前でキスをするのは品がない、と思うかしれない。これもポイント。彼女は彼氏のことが大好きで、二人きりになるまで我慢できないのだ。つまり積極的なキスを表現するためには、人が多くいる場所でなければならない。
彼女が積極的で照れる!
彼女が積極的で照れる!
一人です
一人です

どんどん撮ればよりラブラブ

この方法ならば相手(彼女)の予定は関係ないので、いつでもキスができる。キスは毎日でも、数時間おきにでもしたいわけだから、どんどんとキス写真を撮ってFacebookやTwitterなどにアップしていけばいい。幸せは簡単に手に入るのだ。
キスプリ!
キスプリ!
一人です
一人です
キスしているプリクラもいい。カップル界ではこれを「キスプリ」という。カップルの代表的なキス写真のひとつだ。これも一人で撮れてしまうので、ぜひ撮った方がいいだろう。キスプリは例外なくカップルが必ず撮るものだからだ。
これは無理がある
これは無理がある
意味が分からない!
意味が分からない!
愛をより表現したいからと言って、彼女が両手でガッチリと彼氏の頬を持っているようにするのは無理。不自然な写真になってしまう。妖怪に取り憑かれた人のように見える。欲張ってはダメなのだ。適度なキスが我々を幸せに導いてくれるのである。
し・あ・わ・せ
し・あ・わ・せ
一人です
一人です

幸せが今この手に!

カツラと三脚があればキスは可能なのである。より彼女が彼氏を愛しているようにしたければ、ファンデーションとマニキュアを準備すればいい。実に簡単だ。我々はキスにたいして勝手に高い壁を作っていたのだ。その壁は崩れた。世界はいま明るくなったのだ。こうして世界は平和になって行くのだと信じている。
キスの後はクレープを食べた
キスの後はクレープを食べた
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