きっかけは一枚の看板。
原宿の街を歩いているときに見かけた看板。よく見かける通行止めのお知らせだが、よく見ると通行止めの理由は『ハローハロウィーンパンプキンパレード』である。道路の利用者にとって通行止めは工事だろうとマラソンだろうとお祭りだろうとうっとうしいものだが、それにしても『ハローハロウィーン』である。欧風文化の『ハロウィーン』だけでも結構キテるのに、微妙に“ハロー”と“ハロ”ウィーンがボキャブられている。こんなこといっては主催者に失礼かもしれないが、迂回する車は心のどこかで『そんなことで迂回させんじゃねえよ』と思っているに違いない。ハローハロウィーンだからといわれても、納得できない気持ちが心のどこかに残る。
しかしそんなことを思ってしまうのは僕らがハロウィーンに対してあまりにも無知だからではないだろうか。
気がつけばハロウィーンに対する興味津々でシャッターを切っている自分がいた。そうだ、僕も心の殻を破ってハロウィーンに参加しよう。そして『そんなことで迂回させんじゃねえよ』といわないやさしい大人になろう。皆さんも一緒にハロウィーンを知りましょう。
さあ、皆さん一緒に、ハロー! ハロウィーン! |