すごいぞ『アイス・クラッシャー・システム』!
順を追って雪の降らせ方を見学します。
まずは雪を作る専用の機械「ICS」(アイス・クラッシャー・システムの略らしい)で雪を製造します。館内にはこのICSが4台あってこの機械が24時間フル稼働で約9,900uの敷地を白銀で埋め尽くします。
この雪を作る装置のしくみ、わかりやすくたとえるならば冷凍庫にいれていた缶ビールを急に外に出すと温度差で霜がつくのといっしょです。この原理を利用して巨大な冷たいロールに水を吹き付けて霜を作ります。(冷たいロール=缶ビール、水=外気)
次にロールに張り付いた霜をはがします。そしてポンプに送り込むというシステムです。
この要領で一日に生み出される雪の量は最大50トン!!
植野「そんなわけでこの機械のおかげでうちは運営できてるんですね。逆にこれがなかったら商売あがったりですよ」
梅田「すごいですね。ちなみにこの機械はどこで作ってるんですか?」
植野「それは知りません。裏に書いてあるんじゃないですか? えーっと、あ、三菱だ」
世界の三菱の実力を思い知りました。鉛筆から人工スキー場の造雪機まで一社で作るなんて。 |